こんにちは! Rikejo編集部のサナです。

Rikejoでは、みなさんから質問をしてもらって、先輩リケジョがそれに答えるという「Rikejo Q&A」という企画を行なっています。
寄せられる質問の中でダントツに多いのが、これ!

「将来は化粧品会社に就職したいんですけど、どんな学部に行くのがいいですか?」

そこで、今回は化粧品会社に就職したい未来のリケジョのために、過去のQ&Aから化粧品会社に関するものをピックアップしてみました!

 

化粧品会社就職に有利な学部・学科は?

まずはこのQ&Aから。

 

化粧品開発のお仕事に就くための大学・学部・学科を知りたいです。 【Rikejo Q&A】

 

「化粧品会社に入るための学部・学科は、特に決まっていません」

 

「え、ほんとに?」と思うかもしれませんが、そうなんです! 化粧品開発職は、どこの学部卒業でも問題ありません。強いて言えば化学系や農学系が多いのだとか。

 

 

化粧品という「化学物質」を取り扱うからには化学の知識はあるに越したことはないですし、「科学技術を生命に応用する」というコンセプトを持つ農学も、化粧品会社にはもってこいの学部ですね。

 

とはいえ、どこの学部からも化粧品会社に就職する人はいるので、大学の学部は自分の興味・関心に忠実に従って選ぶのが良さそうです。大学のホームページに載っている「卒業生の進路」のようなページも参考にするといいでしょう。

 

「化粧品の何に興味があるか?」で選ぶ学部・学科

「どこの学部でもいいよ!」と言われても困ってしまう……というあなたに最適なQ&Aがこれ。

 

化粧品開発に進むための大学選択 【Rikejo Q&A】

 

まず「自分は化粧品の『何』に興味があるんだろう?」と自問自答してみてください。

 

 

化粧品の組成(どういう成分でできているのか)に興味があるなら、化学系や医療系(薬学部など)。

 

化粧品の生産ラインや生産効率化に関心があるなら、工学系。

 

化粧品をどうやって売るか(マーケティング)に興味があるなら、文系の経済学や経営学を学ぶのもいいでしょう。

 

ひとくちに「化粧品に関する職業に就きたい!」といっても、その中身は千差万別。自分が化粧品にどうやって関わっていきたいのかを突き詰めることで、それに近い学部・学科を見つけることができると思います。

 

大学に入ってからが勝負!

学部・学科が関係ない……とすると、どうすれば化粧品会社に入ることができるのでしょうか? このQ&Aをご覧ください。

 

私は将来、大手化粧品会社の化粧品開発研究者になりたいです。 【Rikejo Q&A】

 

「大学に入ってから何をしたか、何を頑張ったかが就職活動では重要になってきます」

 

大学に入ってから、自分がどんなことに関心を持ち、どのように研究をしてきたのか。研究に打ち込む「姿勢」を会社の人は見ています。

 

重要なことは学部ではなく、個人の優秀さ。たとえば思考力や実験技術の正確さを持っていれば有利になりますし、英語の論文を読みこなすなど専門分野の知識だけにとどまらない能力を持っていれば言うことなしでしょう。

 

 

そしてこれらの能力は、大学に入ってから磨くもの。大学院の修士課程を修了する頃まできちんと研究に打ち込んでいれば、みなさんもきっとできるようになります。

 

大学に入ってからも油断せず、一歩一歩着実に努力を積み重ねてきた人が最終的には評価されるのです。

 

化粧品会社の仕事に直結する研究って?

自分の興味関心を深掘りした結果、「どうしても化粧品に関する研究を大学でやりたい!」と思ったあなた。オススメの研究を先輩リケジョが紹介してくれました。

 

メイクやコスメが好きなので化粧品会社で働きたいと思っています。 【Rikejo Q&A】

 

「たとえば界面活性剤の研究は(化粧品会社の研究に)直結します」

 

なるほど、界面活性剤は多くの化粧品に入っていますし、それを研究して界面活性剤の性質を知っておくと化粧品の製造にも役にたつかもしれませんね。

 

 

他にも、化粧品に関する研究は数多く存在しています。「化粧品研究をしている研究室をもっと知りたい!」というあなたにオススメなのが、「フレグランスジャーナル」という業界誌。

 

この雑誌に載っている論文を出している研究室は、化粧品に関する研究を行なっていると言えます。しかも、このような化粧品の研究はたいてい企業と共同で行われるので、この雑誌に載っている研究室に入れば、企業とのパイプ(つながり)がある可能性が高く、就職活動でも有利になる……かもしれません(あまり期待しすぎないほうがいいとは思います)。

 

化粧品会社に就職した人たちの声を、Rikejoで聞こう

Rikejoでは、化粧品会社に就職した先輩リケジョへのインタビュー記事もいくつか掲載しています。その一つがこれ。

 

リケジョブinterview「化粧品会社で働く夢をかなえ、メイクアップ商品をつくってます!」(コーセー)

 

【リケジョブ誌面連動企画】 コーセーで働く製品研究リケジョに聞いてみました!

 

あの大手化粧品会社「コーセー」に就職した先輩リケジョ・三浦麻理さんへのインタビュー記事です。三浦さんも、学生時代には資格を取ることよりも「部活動でも美術館めぐりでもいいので、自分の経験を増やすようなことをするほうが大事だと思います」と言っていますね。

 

「化粧品会社一直線!」というように焦るのでは逆効果。みなさんは、今だからできる最先端の「おしゃれ」を楽しんでみることが一番の近道かもしれません。

 

 

そしてこの記事もオススメ。同じくコーセーで化粧品の安全性研究に携わっている佐久間めぐみさんへのインタビュー記事です。

 

リケジョブinterview【特別編】「“日本の化粧品”に対する信頼を守る仕事です」(コーセー)

 

佐久間さんも、「入社してからがスタートラインです」と語っています。化粧品研究には生物・化学・物理など、さまざまな分野の知識が必要になります。なので、何を勉強したとしても無駄になることなど一つもありません。

 

化粧品業界の受け皿は広いので、学生の時は興味のある分野にのめり込むとよいと思います」とも語ってくれています。結局は自分のやりたいことに忠実に学部・学科を選ぶのが一番よい結果を産むということですね。