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*データベース・マシンを導入するお客さまを支援しています。

企業のデータを蓄えるExadataというデータベース・マシンを
導入するお客さまを支援しています。
チームはアメリカ、ヨーロッパ、アジアのメンバーから編成されていて、
私は日本を含むアジアパシフィックのお客さまを担当しています。
Exadataはインターネットショッピングや株のオンライン取引などでも使われていて、
顧客情報や商品管理情報などのビッグデータを処理しています。
たとえば、『TSUTAYA』を展開する
カルチャア・コンビニエンス・クラブ株式会社や
アサヒビール株式会社などで導入されています。

*文化や習慣が違う海外とのやりとりで視野が広がります

仕事は多岐にわたりますが、
トラブル発生時やシステムメンテナンスの対応も仕事のひとつ。
お客さまのところに出向き、システムが正しく運用されているかを確認したり、
ときには何百人というエンジニアが書いた膨大なソースコードを読み、
不具合がある箇所を探すこともあります。
ITスキルは世界共通なので、
自分のスキルが外国のお客さまの役に立ったときや、
海外メンバーと議論を重ね
問題を解決したときに達成感を感じます。
同じ製品でも文化やビジネス習慣が違うと進め方も違ってくるので視野が広がります。
 

*専門スキルを持ちながら多くの人と関われる仕事

コンピューターは大学デビューでしたが、
1年生のときに学んだプログラミング言語が面白く興味を持ちました。
大学院では実用的なことを研究したいと思い、
デジタル情報の中に著作権情報を埋め込む“電子透かし”を研究していました。
その後、IT業界に進みますが、
個人で進めていく印象の強い研究職より、
専門スキルを持ちながら多くの人と
関われる仕事がよかったので、
自社製品を広める仕事を志望しました。
今、仕事で英語は欠かせませんが学生時代は苦手でした。
大学では英語の論文を読む機会はありましたが実用英語は別物。
時間はかかりましたが仕事を通して学べたので、
海外経験がなくても外資系で働くチャンスはあると思います。
 
 
 
(文=十倉和美 写真=神谷美寛)