bijokatsu
働くビジョンを探す活動、略して「ビジョ活!!」が10月16日、講談社にて行われました。
就活のときは何かと大企業ばかりに目が行きがちですが、大企業でなくとも魅力的な企業はたくさんあります。そのあふれる魅力を自分の将来について考えている女子大生に直接伝えていただくため、文京区にある以下の素敵な6社にお越しいただきました。
・再生医療に特化した米国本社の外資系ベンチャー、サイトリ・セラピューティクス株式会社
・「人と人とつなげる」をテーマに社会起業家育成の活動をしている株式会社エンパブリック
・通信制のアートスクールを展開する株式会社講談社フェーマススクールズ
・新しく面白い情報化のものづくりを目指すチーム・ラボ株式会社
・世界35カ国に展開するラグジュアリーホテルの名門フォーシーズンズホテル椿山荘 東京
・全国の公共図書館の流通やデータを扱う株式会社図書館流通センター(TRC)
といった、いま社会をリードする活発な企業が勢揃い!
今回はなんと首都圏の大学から150名ほどの女子大生にお集まりいただきました。
就活を控えた3年生はもちろん、1、2年生の方もたくさんいましたよ。
このイベントの目玉は企業や女性社員の働き方を知るための二つのセッション。
第一セッションではそれぞれの企業から1名の女性社員にご登壇いただき、パネルディスカッション。入社1年目の方や、現在の会社が3度目の転職だという方など多様な経歴を持つ女性社員のみなさまにお話を伺うことができました。
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ディスカッションのトピックは学生時代や入社当時の様子、今の仕事について、女性社員の方が普段どんなことを考えているかをのぞく脳内ウォッチングなどなど盛りだくさん。さらに女性社員ならではの結婚や子育てについても、それぞれがどのように仕事と両立しているか、その生の声を聞かせていただきました。
参加された女子大生の方々にとってもこれからの働き方を考えるために、とても参考になったのではないでしょうか?
第二セッションは各企業がブースを設けて、参加書が興味のあるブースをまわる個別ラウンドテーブル。気になるあの企業に直接はなしを聞きに行くチャンス!
あるところはアットホームで、あるところは笑いが絶えず、またあるところは参加者が話に聞き入っていて真剣なようす。企業によってつくりだす雰囲気まったく違っていて、それぞれのカラーが前面に出ていました。
「仕事をしていて楽しいことはなんですか?」「アイディアに詰まったときはどうしていますか?」など、参加者は聞きたいことをどんどん積極的に質問していましたよ。
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長かったようであっという間の3時間が経過し、最後は全員で記念撮影。
この他にもプロのカメラマンによるフォトセッションやプロの編集者によるエディター講座など特典たっぷりのイベントでした。
次回は参加者それぞれが今回興味を持った企業を訪問します。
参加者のみなさんはそれぞれの企業のさらなる魅力を感じて帰ってきてくださいね。
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参加者に感想をいただきました。
越川美紗衣さん (白百合女子大学3年)
女性ならではの、家族のことも考えた仕事選びの大切を知りました。エンパブリックの長谷川さんがおっしゃっていた、「常に大きいビジョンを持ちながら、目の前のことをやっていく」という言葉が印象的でした。女性社員のみなさんのお話を聞いて、これから就職活動を積極的に頑張っていきたいと思いました。
張ヶ谷未来さん (慶應義塾大学1年)
会社説明会のように会社について多く話すのかなと思っていたのですが、それよりも女性社員の方々の個人の経験が多く語られていて良かったです。サイトリ・セラピューティクスの岡部さんの「人生は選択の連続」という言葉やTRCの川島さんの「頼れる存在がいる大切さ」についての話など、働く上でのいろいろな考え方を学ばせていただきました。
今は終身雇用制度の崩壊などから1つの企業だけで働く時代ではないので、大手企業で社会の流れを掴んでから、転職して中小企業で自分のやりたいことをやってみるのもいいなと思いました。

(瀬川 明日奈)