こんにちは!岡村奈津子です。
8/12~13にかけてペルセウス座流星群がピークを迎えていましたね。 
 
ニュースはこちら
 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013081300736
 
Perseus_photolibrary
 
肉眼でたくさんの流れ星を見ることができる数年に一度の機会でしたが、みなさんの地域では見えましたか?
私は東京にいましたが、突然の雷雨で急に天気が崩れて見ることができませんでした(;´Д`)
しかし関東を除く地域では雲が薄く、いろんな場所で観測できたみたいですね。
 
私のように流星群を見逃してしまった方は、こちらのサイトをご覧下さい。世界各地で撮影された流星群の写真を見ることができます。
 http://wired.jp/2013/08/14/perseid-meteor-shower/
 
 

ペルセウス座流星群とは

 
毎年8月中旬頃に出現する、三大流星群の一つです。
1月のしぶんぎ座流星群と12月のふたご座流星群と共に三大流星群と呼ばれています。
 
流星とは俗に言う流れ星のことで、空にすーっと流れる光です。宇宙空間にあるチリが地球の大気に突入してきたときに、チリと大気が激しく摩擦を起こし光って見えます。そして流星群とは、一定時間に放射上に現れるたくさんの流れ星のことです。
 
http://youtu.be/P6mFXZlUR3w
 
「流れ星にお願いすると願いが叶う」と聞いたことがある人もいると思います。
願いが叶うと言われている理由はいくつかあるようです。一瞬しか現れない流れ星にすぐにお願いできるくらいいつも強く願っており、実現すべく頑張っているから、願い事が叶いやすいと私は聞いたことがあります。
 
 

毎年同じ時期に流れ星が現れる理由

 
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毎年同じ時期に現れる流星群は、上の図のように彗星が出しているチリの集団の中を地球が通ることでチリが地球の大気と摩擦を起こして光を出しています。このチリは彗星が放出しており、彗星の軌道上に存在しています。彗星の軌道と地球の軌道が交わっているところに地球がくると、彗星のチリと遭遇します。このタイミングは地球軌道上の一点、つまり地球がこの場所にくる一年に一回チリが地球大気に入り、たくさんのチリと大気が摩擦を起こして光が生じるため、流星群が現れます。
 
次の三大流星群は12月のふたご座流星群。少し先ですが、楽しみですね!
 
 
ライター プロフィール

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岡村 奈津子(Natsuko Okamoto)(先輩リケジョ)
東京大学 大学院 博士課程3年生
 
太陽系がどうやってできてきたかを探るために、ハワイにあるすばる望遠鏡や日本の衛星を使って小惑星を観測しています。最近は少年漫画とランニングにはまっていて、マラソン大会に出たいなーと思ったりしてます^^
質問やコメントは、twitterアカウント( @NatsukoOkamura )まで
ぜひぜひお願いしますm(__)m