学生のみなさん! 自分の将来のことって、まだまだイメージがぼんやりしていませんか。日本では、なんとなく「有名な学校にいって、名前の知られた企業に入ったら、とりあえずどうにかなる」という意識が根強く残っています。

<学校で、決められた年次に、決められたことだけ学んで、だいたいみんなが似たような年齢で就職する……>

親の世代までは、それが常識だったかもしれません。
でも、大きな企業に入ったからといって、その後一生安心だとは、言えない時代になってきた! というのは、みんなが感じていること。
それは、悪い意味ばかりではなく、「分かりやすい人生のレール」に乗っかっているだけの人よりも、むしろ「自分自身の力やスキルを身に付けた人が評価されていく」時代に、社会や経済が成熟しきった日本が転換していっている証拠かもしれません。

じゃあ、今までの常識通りの、日本の教育を受けるだけでいいの??
自分のスキルを磨き上げて、世界で活躍できる実力を身につけるには、どこで学べばいいの??

そんな悩みに、ひとつの答えを与えてくれるかもしれない、IT技術の教育機関が、フランスから日本に初上陸!
この記事では、2020年4月に開校となるという、「42 Tokyo」のコンセプトをご紹介します(以下、情報提供:一般社団法人 42 Tokyo/合同会社DMM.com)。

合同会社DMM.com(本社:東京都港区、会長 兼 CEO亀山敬司)は、フランスのエンジニア養成機関42(本部:フランス、パリ市、代表ソフィー・ヴィジェ。正式名称、L’association 42。以下「42」)の東京校として一般社団法人『42 Tokyo(フォーティーツートウキョウ)』を設立しました。

2019年11月7日(木)より応募開始。2020年1月から入学試験を開始し、2020年4月に開校予定です。

42 Tokyoって?

1)「誰もが平等に挑戦ができる」教育機会の提供

年齢、学歴、性別に関係なく、学費は無料で、誰もが平等に教育を受けられる機会を提供します

応募資格は18歳以上、4週間続く入学試験に合格すると在籍資格が与えられます。そして、学生は自分の意思で自由に就職先を選ぶことが可能です。どのような方でも挑戦できる全く新しい学校です。

2)実践的で世界で通用する教育システム

キャンパスは24時間365日開放されています

授業は教師から学生への一方通行ではなく、学生同士が学びあう「ピアラーニング」方式を採用。実際に仕事を進めていく上で必要不可欠な能力を磨きます。また、カリキュラムは、IT先端企業がセキュリティの問題など、新しい課題を世界各地から追加していく仕組みであり、いつも最新の教材が揃っています。

卒業の概念はなく、レベル分けがされています。高度な技術を短期間で修得可能で、基礎知識を得ることができる半年後から就職する学生も多くいます。

上記のような、さまざまな業種の企業が、その思想に賛同して協賛に名前を連ねている。

著名人からも応援の声が続々!

日本ではあまり知られていない42ですが、科学技術分野の教育のあり方について考えてきた著名人たちの間では、ひそかに注目を集めてきた42。今回の42 Tokyoの開校にあたっても、さまざまな声が寄せられています。

茂木健一郎さん(脳科学者)


「42」はあらゆる意味で革新的で、現代的で、すばらしい学校だと思います。
「42」に学ぶ人たちが、日本における破壊的イノベーションの中心となって、この国を、 そして世界を大きく変えていってくれることを期待しています。志ある方々は、ぜひ、「42」に集っていただきたいと思います。
「42」には、人類の未来があるのです。

松尾豊さん(東京大学教授・ディープラーニング協会理事長)

パリの42本校は、学生が高いモチベーションをもって自ら活動しており、誰にも開かれた可能性、学生目線の施設運用、そして学生が学生を教えるシステムと、こういった仕みが日本でもできればと思っておりました。

鈴木寛さん(元文部科学大臣・東京大学教授・慶應大学教授)

日本のトップレベルのIT業界の人材不足は深刻です。 ですから、42がいつか日本に来てくれればと常々思っておりました。多額の寄付が必要なので、日本の開校は難しいかと思っておりましたので、2020年の42東京開校は、大変嬉しく思います。 オールジャパンで、応援して多くの優秀な人材を輩出していただけたらと思います。

ローラン・ピックさん(駐日フランス大使)

42はとても革新的なメソッドを用いた最高の教育を皆さんへ提供し、日本においてダイナミックなエコシステムの出現やイノベーションを促進することを私は確信しています。42Tokyoが日本のイノベーションに貢献することに心から喜びを感じると共に、日本の皆さんが最高にイノベーティブな教育を恩恵することを願います。

最後に、今回42 Tokyoの理事長もつとめるDMM社の亀山敬司会長のコメントをご紹介しましょう。

亀山敬司さん(合同会社DMM.com 会長/一般社団法人42 Tokyo 理事長)

家庭環境や学歴に関係なく、誰にでもチャンスを与える42の精神に共感して、東京への誘致を進めてきました。当面の運営資金はDMMで準備しましたが、将来は卒業生が成長し、稼ぐことで、少しづつでも寄付をして次に入る学生の学費を支えてくれる、そんな寄付の循環が生まれたら本当に良いな、と夢見ています。

なんとなく、日本でITを学びたい、というみなさんも、新しい風が吹き始めたのを感じていただけたのではないでしょうか?
ご興味のある方は、42 Tokyoをぜひチェックしてみてください!

・42 Tokyo 公式サイト https://42tokyo.jp
・42 Tokyo 公式Twitterアカウント https://twitter.com/42_tokyo
・42 Tokyo 公式YouTubeアカウント
https://www.youtube.com/channel/UCS42F2BO1IYmvTcpcasxYLQ

募集に関する詳細は上記42 Tokyoの公式サイトをご確認ください。
・コンセプトムービー:https://youtu.be/eawhnhTO2oY
・カリキュラムについて:https://youtu.be/i9h8Jy8Zy0I
・応募 :2019年11月7日(木)~
・入学試験 :
第1回→2020年1月6日(月)〜1月31日(金)
第2回→2020年2月3日(月)〜2月28日(金)
第3回→2020年3月2日(月)〜3月27日(金) 予定
・入学 :2020年4月予定
・本校住所 :港区六本木3丁目2番1号住友不動産六本木グランドタワー24F
・授業料 :無料
・応募条件 :18歳以上