「教員になりたい」思いが強ければ教育学部へ、他の道も考える可能性が
あるのなら理学部、でしょうか。

もし中学校の先生になりたいのであれば、迷わず教育学部をお勧めします。
やはり難しい年頃の子供を指導するため、教員用のカリキュラムのほうが
良いと思うからです。教育学部なら、別の教科の中学校の副免許も取れました
（現在の制度が変わっていたらごめんなさい）。

私自身は、親から先生になりなさい、だから教育学部へ行きなさい、と
言われていました。言いなりになるのもちょっとしゃくだったので、
「理学部でも中・高の教員免許は取れるから」と、理学部（化学科）にしました。
高校の先生になるつもりでした。
ところが、入学してみると部活で知り合った教育学部の友達のほうが気が合い、
化学科にはイマイチ馴染めず、教育学部にしたほうが良かった、と思っていました。
（ちなみに社会人になって以降できた友達も何故か親しい人は教育学部出身ばかり）
そして教員採用試験は地方だったものですから一発で合格するはずもなく、
現在の夫との将来（結婚）も見据えて教員はあきらめ、一般企業に就職しました。

理学部でも高校教員になれますが、（大学生活を楽しみたいなら）志（こころざし）を
同じくする人が集まる教育学部のほうが良いかもしれませんね。