リケジョからの質問
金沢大学医薬保健学域AO入試について

もやし
質問日:
2011.06.10
こんにちは。
山梨県の私立高校3年生です。
金沢大学の医薬保健学域(薬・創薬科学類)の
AO入試を受けようと思っています。
金沢大学は第一志望ではないのですが、
素敵な研究室がたくさんあるので入学したいと思っています。
学校の化学の先生にAO入試を受けることを相談したところ
スクーリング内容などとにかく情報を集めるように言われました。
今までの質問傾向を分析し、放課後に実験など特別に演習を
してくださるそうです。
ですが、なかなか受験した人のブログなどもみつからず、
周囲には金沢大学を志望した人すらいないので、
このままではHPの入試情報以外に何も情報が得られず、
具体的かつ効果的な対策ができない状態です。
金沢大学のAO入試内容についてご存知の方、教えてください!
また、前期試験では理工学類の物質化学類も考えています。
対策やキャンパスライフなど教えてくださるとうれしいです。
山梨県の私立高校3年生です。
金沢大学の医薬保健学域(薬・創薬科学類)の
AO入試を受けようと思っています。
金沢大学は第一志望ではないのですが、
素敵な研究室がたくさんあるので入学したいと思っています。
学校の化学の先生にAO入試を受けることを相談したところ
スクーリング内容などとにかく情報を集めるように言われました。
今までの質問傾向を分析し、放課後に実験など特別に演習を
してくださるそうです。
ですが、なかなか受験した人のブログなどもみつからず、
周囲には金沢大学を志望した人すらいないので、
このままではHPの入試情報以外に何も情報が得られず、
具体的かつ効果的な対策ができない状態です。
金沢大学のAO入試内容についてご存知の方、教えてください!
また、前期試験では理工学類の物質化学類も考えています。
対策やキャンパスライフなど教えてくださるとうれしいです。
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先輩リケジョからの回答1 回答
香野ひより
回答日:
2011.06.22
こんにちは、もやしさん!
AO入試ですか、懐かしいです。私も実は二年前に受けました。
確かに情報がまったくありませんよね……
(全体的に受験した人が少ないのだと思います)
もやしさんもすでにご存知かと思いますが、薬・創薬科学類のAO入試はセンター入試と面接の二段階で選抜します。
いくらスクーリングの点数がよくても、センター試験で80%取れなければ意味がありません。私の年はセンター試験が難しかったので、ほとんどの受験者がボーダーを満たせず、AO試験定員15人のうち4人しか合格しませんでした。
なので、まずはセンター試験の対策をしっかりして、きっちり80%以上取れるようになれば合格の可能性は跳ね上がります。
問題のスクーリングですが、一日目にレポート作成をします。
このときの内容はあまり言いふらさないでほしいというようなことを先生にそれとなく言われているので、誰もが見られるインターネット上で詳しいことはお話できません。
8月上旬のオープンキャンパスに来てくだされば、そこで先生や先輩に話が聞けると思います。積極的に質問してみてください。
対策として、私の場合は受験一ヶ月前くらいから高校の化学の先生に口頭試問の練習をしていただきました。
(B4サイズの紙11枚にたくさん質問が載っていました……この11枚の問題をすべて解き、先生のところへ持っていくと、先生がときどき載っていない問題も交えながらこの中からランダムに質問をし、私が見ないで答えるという感じでした)
ほかの大学で口頭試問が必要な人と同じ内容のものをやれば問題ないと思います。
ちなみにこの練習は面接できちんと問題に答えられるように……という意味もありますが、実はどちらかというと一日目のレポート作成の方に役に立ちました。
とにかく基礎知識がなければ、実験の考察を書くのは難しいと思いますので、センター対策も兼ねて、基礎をしっかり固めることをお勧めします。
二日目の面接について、要項には「レポートについての口頭試問」と言うようなことが書いてあるのではないかと思いますが、これは素直に信じて問題ありません。
質問される問題数は少なく、基本的に一日目に自分の書いた実験レポートで、なぜそのように書いたかなどを説明することができれば大丈夫だと思います。
なので、一日目のレポートが分からなかった場合は、一日目終了後教科書やインターネットでいろいろ調べておいたほうがいいでしょう。
ただ、このスクーリングで失敗したからといって落胆する必要はまったくありません。
センター試験80%取れなければどんなにスクーリングの点がよくても受かりませんので、裏を返せばたとえ自分がスクーリングで最下位に近かったとしても、スクーリング上位の人のセンター得点が80%満たなければ、合格します。
長くなりましたが、とにかく私が言いたいのは「センター試験大事!」ということです。
私の年のAO入試の結果を見て、本当にそう感じました。
私も今年もオープンキャンパスのスタッフをします。また、私以外にも質問にお答えできる人もいますし、ぜひ質問をしてみてください。
最後に、キャンパスライフについて。
金沢はいいところです。山梨からいらっしゃるのならばさほど苦痛でもないでしょう。
というのも、東京・大阪・名古屋など大都会から来た人の中には「田舎で住みにくい!」と感じるひともいるようですが、長野出身の私には田舎だけどちょっと都会という環境は非常に過ごしやすいです。
薬・創薬も理工学域も角間キャンパスという山の中のキャンパスですが、専門授業の教室と研究室がある自然研はとにかく近代的なデザインできれいで、これぞ大学!という雰囲気です。
薬学系は3年次に6年4年を分けるというシステムをとっていますが、これがなかなかに大変で、競争は激しいです。(金大以外にもこのシステムをとっている薬学部は多いので、どの大学でも似たような状況になっていると思います)
ただ、そんな環境下にいることは自分をより高いレベルまで引き上げてくれるので、普通に周りに合わせて勉強していればだらけきってしまうことはないはずです。
充実した大学生活を送りたいのならば、申し分のない環境です!
ぜひ受験がんばってくださいね!
そして、来年同じ学類の後輩としてお会いできるのを楽しみにしています^^
AO入試ですか、懐かしいです。私も実は二年前に受けました。
確かに情報がまったくありませんよね……
(全体的に受験した人が少ないのだと思います)
もやしさんもすでにご存知かと思いますが、薬・創薬科学類のAO入試はセンター入試と面接の二段階で選抜します。
いくらスクーリングの点数がよくても、センター試験で80%取れなければ意味がありません。私の年はセンター試験が難しかったので、ほとんどの受験者がボーダーを満たせず、AO試験定員15人のうち4人しか合格しませんでした。
なので、まずはセンター試験の対策をしっかりして、きっちり80%以上取れるようになれば合格の可能性は跳ね上がります。
問題のスクーリングですが、一日目にレポート作成をします。
このときの内容はあまり言いふらさないでほしいというようなことを先生にそれとなく言われているので、誰もが見られるインターネット上で詳しいことはお話できません。
8月上旬のオープンキャンパスに来てくだされば、そこで先生や先輩に話が聞けると思います。積極的に質問してみてください。
対策として、私の場合は受験一ヶ月前くらいから高校の化学の先生に口頭試問の練習をしていただきました。
(B4サイズの紙11枚にたくさん質問が載っていました……この11枚の問題をすべて解き、先生のところへ持っていくと、先生がときどき載っていない問題も交えながらこの中からランダムに質問をし、私が見ないで答えるという感じでした)
ほかの大学で口頭試問が必要な人と同じ内容のものをやれば問題ないと思います。
ちなみにこの練習は面接できちんと問題に答えられるように……という意味もありますが、実はどちらかというと一日目のレポート作成の方に役に立ちました。
とにかく基礎知識がなければ、実験の考察を書くのは難しいと思いますので、センター対策も兼ねて、基礎をしっかり固めることをお勧めします。
二日目の面接について、要項には「レポートについての口頭試問」と言うようなことが書いてあるのではないかと思いますが、これは素直に信じて問題ありません。
質問される問題数は少なく、基本的に一日目に自分の書いた実験レポートで、なぜそのように書いたかなどを説明することができれば大丈夫だと思います。
なので、一日目のレポートが分からなかった場合は、一日目終了後教科書やインターネットでいろいろ調べておいたほうがいいでしょう。
ただ、このスクーリングで失敗したからといって落胆する必要はまったくありません。
センター試験80%取れなければどんなにスクーリングの点がよくても受かりませんので、裏を返せばたとえ自分がスクーリングで最下位に近かったとしても、スクーリング上位の人のセンター得点が80%満たなければ、合格します。
長くなりましたが、とにかく私が言いたいのは「センター試験大事!」ということです。
私の年のAO入試の結果を見て、本当にそう感じました。
私も今年もオープンキャンパスのスタッフをします。また、私以外にも質問にお答えできる人もいますし、ぜひ質問をしてみてください。
最後に、キャンパスライフについて。
金沢はいいところです。山梨からいらっしゃるのならばさほど苦痛でもないでしょう。
というのも、東京・大阪・名古屋など大都会から来た人の中には「田舎で住みにくい!」と感じるひともいるようですが、長野出身の私には田舎だけどちょっと都会という環境は非常に過ごしやすいです。
薬・創薬も理工学域も角間キャンパスという山の中のキャンパスですが、専門授業の教室と研究室がある自然研はとにかく近代的なデザインできれいで、これぞ大学!という雰囲気です。
薬学系は3年次に6年4年を分けるというシステムをとっていますが、これがなかなかに大変で、競争は激しいです。(金大以外にもこのシステムをとっている薬学部は多いので、どの大学でも似たような状況になっていると思います)
ただ、そんな環境下にいることは自分をより高いレベルまで引き上げてくれるので、普通に周りに合わせて勉強していればだらけきってしまうことはないはずです。
充実した大学生活を送りたいのならば、申し分のない環境です!
ぜひ受験がんばってくださいね!
そして、来年同じ学類の後輩としてお会いできるのを楽しみにしています^^
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