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リケジョからの質問

物理化学選択

奈穂
質問日:

2023.12.21

今理系選択済みの高2です!
物理化学選択が迫っているのですが、なかなか決められず悩んでいます。

将来は建築士かインテリアデザイナーになりたいと思ってます。行きたい大学の入試に関してはどちらでも大丈夫なのですが、建築関係に進むなら物理を勉強していた方が良いと聞きます。

正直私は、どちらも得意ではなく、どちらも同じぐらい苦手です。物理を選択すると、学校で苦手な先生の授業に耐えなければいけなくなり、女子も1人になると思います。化学を選択すると、女子がいるのでまだ頑張れそうな気がして、先生も女性の方なので分からないことがあったら質問がしやすいと思います。

最終的に決めるのは私なのですが、優柔不断でひとつの事を決めるのに時間がかかるタイプで、何かアドバイスを下さればと思い質問しました。よろしくお願いします。

先輩リケジョからの回答1 回答

sayahakase
回答日:

2024.09.26

こんにちは。
物理と化学の選択ですね。奈穂さんの場合は、理科が2科目ではなくて、1科目だけになるとして、どちらを選択するか、ということで大丈夫でしょうか。

建築系に進むなら物理、ということは一理あると思います。構造や力学などは物理の分野なので、高校で物理をやっておけば、大学で物理系の必修科目を履修する際には役に立つでしょう。
ただ、気になっているのは、やはり「先生が好きではない」ということと、「受験についてはどちらでもいい」ということです。
この2つのポイントを加味すると、より好きな方を選択したほうが、よいという結論に至ります。
担当する先生に好感が持てるか否かは、学習する上でとても大切なことです。

また、受験科目として物理でなくてもよいということは、進学してから物理系の科目を履修する場合でも、大学側としては「高校で物理を履修していない学生を受け入れる」という前提で講義内容を組まねばなりません。
高校で物理を履修した学生に比べて、補習や事前学習などの追加学習は必要になるかもしれないですが、それでも良いのであれば、化学選択でもよいと思います。

あともう一つ、受験科目という観点より、さらに踏み込んだ事前調査をするとすれば、志望大学・学部のシラバスをオンラインで確認してみてください。
そうすると、その大学では物理系でどのようなことを学ぶのかがわかります。それを見て、やっぱり高校で物理をやっておいた方が良いかもしれない、と思った場合は、先生の好き嫌いはさておき物理を選択する、ということもあるかと思います。
シラバスを確認する際に、講義名に「物理」という言葉が使われることはそれほど多くはないので、注意してみてください。例えばある大学の建築系に「鉄筋コンクリート構造・演習」という授業があり、これは「曲げを受ける断面」とか「許容応力度設計」とかが内容にあるので、物理系の授業です。

最後に、前述のとおり、高校の物理と大学の物理はだいぶ違います。大学での科目は化学でも数学でもなんでもそうなんですが、より専門的、細分化された科目になっています。なので、高校で習う物理学がそのまま使えるかというと、そうでもないことは多々あります。

では、よい選択になりますよう願っております。

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