(´･ω･｀)ぬんさん、こんにちは。ぽてといいます。私も駅弁大学へ進んだ口です。

「女性の待遇のよい会社」についてお尋ねですが、花王やワコールの他にもたくさんありますし、あなたが就職なさる頃にはもっと増えていると思います。今の時点でバラバラと挙げてみても、あまり意味がないでしょう。

というのも、話が逆なのです。能力のある社員を引き留めようとすると、企業はかなりのことをやります。仮に頭の古いおじさんたちが女性を活用しない方針で経営していても、どうしても必要な人材のためには、原則を曲げる、変える、新設する、何でもありです。

だから、自分自身が価値ある人材になるのが、待遇をよくする一番の近道なのですよ。

その「価値」というのは結構ぶれがあるもので、ある会社では価値がなくても、他の会社に行ったらすごく活用されることはあるし、逆の話もよくあります。価値もひとつだけじゃないんです。

「何らかの価値ある自分」を作り出すのは安直な話ではないですが、でも。

基本的な専門知識を持っていて、応用力があり、そこそこの社会性があり、加えて、若くて将来の可能性があれば、いろいろな所で道を切り開いて行けます。情報系、数学物理系、化学生物系、いずれにもいろんな可能性があります。思うがままに、食いついていって下さい。

受験に失敗した、と書かれていますが、でもそれは、貴重な回り道です。そして、研究職を目指されるなら、よりステータスの高い大学院へ進んで学歴の見かけを磨くこともあります(これを学歴ロンダリングlaunderingという。会社に入ってからアメリカへMBAを取りに行くようなこと。冗談です)。結局は、学歴よりも本人が見られるものです。