質問をする!

リケジョからの質問

化粧品開発、食品開発志望です

やち@研究職志望
質問日:

2021.06.21

私は、地方国公立大学の理学部生物・化学系の学科に所属している4年生です。
将来は、化粧品の研究職か食品の研究職を志望しています。
現在は、物理化学系の研究室に所属しています。化粧品の研究職になるためには特に学部や学科、研究室による縛りはないとわかっているのですが、化粧品の研究職につくためにはやはり有機化学系の研究室に行ったほうが確率は上がるのでしょうか。
実は、現在の研究室の研究が順調であり、論文や実績を残すことができる可能性は高いです。
研究職では、研究内容ではなく研究をしっかりとした実績が重要であると小耳に挟んだので、有機化学系の研究室に変更するつもりだったのですが2週間ほど非常に悩んでいます。
私自身の見解としては、やはり有機化学系の方が知識量が増え、研究内容が会社で活かせることをアピールできるのではないかと考えています。その点についてもお聞きしたいです。
化粧品の研究職になるのは簡単なことではないとわかっているのですが、ここからさらに研究活動だけでなく英語、また中国語を勉強して知識を増やすため努力する覚悟はあります。
どうしてもなりたいです。
また、食品の研究職、開発職も視野に入れています。食品関係の研究職になる際に有利となる、分野も教えていただけると幸いです。
化粧品関係、食品関係、研究職関係に携わっている方、知識がある方、少しでもいいので助言をお願いしたいです。
このままだと悩みすぎて勉強どころじゃないです😭😭😭
お願いします!

先輩リケジョからの回答1 回答

みぁ
回答日:

2021.06.28

やち@研究職志望さん、こんにちは☀
私は化粧品会社勤務ではありませんし、ましてや人事なんて関わったことがないので1人の大人の参考意見として見ていただきたいですが、今やっていることを途中で投げ出す人よりも、何かをしっかりと成し遂げた人の方が部下には欲しいです。

確かに化粧品会社の研究職を希望するのであれば、有機化学系の研究室にいたほうが内容は近いですが、大学でやった内容がそのまま会社で通用するかと言うとそうではありません。
化粧品会社で必要な知識は化粧品会社に就職してから十分に学べます。
ある程度の有機化学の知識や技術は必要ですが(さすがにベンゼン環すらわからない人が入社してきても困る)、有機化学の人しか入社できないわけではありません。
就職活動で重要なのは、今までどんな努力をして、何を成し遂げてきて、それが周りの人にどのような影響を与えてきたかというような点です。

もし今、化粧品会社に就職したいからという理由で有機化学の研究室に変更してしまえば、今やっている研究が水の泡となってしまいます。
これは研究室だからまだいいかもしれませんが、仮に化粧品会社に就職してから同じような状況になっていたらどうでしょうか?
例えば、化粧水の開発がうまくいっていてもう少しで商品化までいけるとう段階になって、別の化粧品会社でアイシャドウの新製品の開発人材を求めているから転職するというような。
まぁなかなか極端な例かもしれませんが、今考えているのはそういうことかと思います。
別に転職するのが悪いと言っているわけではありません。
ただ今までいた研究室(化粧品会社)の人たちの協力や努力を少なからず無駄にしてしまいます。
それに対して、人事の人、会社の人がどう思うかというところは就職活動をしていく上では重要かと思います。
(話はそれますが、転職する場合はまた違ってきますね。まぁブラックなところとかありますから・・・)

やち@研究職志望さん自身も努力することを惜しまないようですし、言語も取得する気でいるのであれば、そちらの方を頑張ったほうがいいように思います。言葉が話せるというのは、なかなか武器になりますよ。
それに研究をやっているのであれば実績(論文や学会発表)は需要です。
やはり何かを成し遂げたという1つの証になりますからね。

関連Q&A

新着記事

アクセスランキング