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リケジョからの質問

大学について

ぴーぱ
質問日:

2021.02.01

こんにちは。
現在、高校1年生で理系を選択しています。
今までは薬剤師になりたくて名古屋市立大学の薬学部薬学科を目指していました。しかし最近高校の教員になって理科(主に化学)を教えたいなという気持ちが大きくなっています。
今までは薬学部についてしか調べていなかったので教員になるためにはどの大学に行けばいいのか分かりません。調べてみたところ理学部化学科など理科の専門の大学に行ってから免許をとるか、教育学部に行って免許をとるかの選択肢があると知りました。私がいま通っている高校の化学の先生に進路の相談をしたところ、先生は教育学部に進んだけど理学部化学科に行って化学について詳しくやるのもいいんじゃないかと言われました。実際、高校の理科の教員になるにはどっちの大学の学部に入学するのがいいんでしょうか?

先輩リケジョからの回答1 回答

みぁ
回答日:

2021.02.02

ぴーぱさん、こんにちは☀
高校の先生がおっしゃられているように、どちらに行っても高校理科の先生にはなれます。
ただどちらが大変かと言われると化学科に行った方が大変でしょうね。
それは化学の勉強+αで教育についても学ばなければいけないからです。

教育学部は教育を学ぶところですので、教育の勉強がメインです。
その上で化学であったり数学であったり国語であったりっと各教科の勉強をしていきます。
一方化学科は化学がメインです。
もしかしたら将来化学の研究者になるような人と一緒に学ぶことになるかもしれません。
化学科卒の学生はほとんどが化学メーカーや製薬メーカーに就職していくなど、化学の技術を生かした職に就きます。
教員免許を取るためには、その中で教育に関しても学んでいかなければなりません。

教員は化学の“知識”を活かした職ですが、知識だけなら化学科でも教育学部でも学べます。
もしぴーぱさんが化学の“技術”も活かした教員になりたいのであれば、化学科に行った方がいいでしょう。
それよりも“人にものを教える”という知識や技術をしっかり身に着けて教員になりたいのであれば、教育学部に進学したほうがいいです。

ちなみにこれは私の主観ですが、なんとなく中学理科の先生は教育学部卒が多いですが、高校理科(あるいは数学)の先生は理学部卒の人が多いように思います。
やはり高校だと専門的な知識を教えることも多いですから、教える側としてもある程度専門知識(や技術)を持ってないといけないのかなっという印象です。

最初にも書きましたが、どちらに行っても化学の教員にはなれます(ただ志望大学・学部の要項を見て取得可能資格を確認してください)。
ぴーぱさんが大学でどのようなことを学びたいかで決めればいいと思いますよ。
お礼日時:

2021.02.03

丁寧な回答ありがとうございます!
母とも相談してみたところ、薬学部でも免許が取れる大学もあるから迷ってるならそこに通うのもありだし、理学部化学科に行くのもいいんじゃないかとなりました。
私は理学部化学科に行って専門知識を学びたいので、そこも加味して勉学に励んでいきたいと思います。
ありがとうございました!

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