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リケジョからの質問

高校数学教師

まお★
質問日:

2020.09.01

私は高校の数学教師を目指しています。

今は理学部数学科と教育学部で迷っています。最初は理学部数学科に行くつもりでしたが、ネットで調べたり、話を聞く限り理学部数学科は辞める人が多いとか、行かない方がいいとか、、そういう話題しかなく、自分がついていけるのかと不安になり教育学部と迷い始めました。担任は教育学部の物理の先生なのですが、教育学部の内容を聞いてそこも楽しそうだなと感じ始めました。(数学は大好きなので理学部も楽しそうだなと感じます)
教育学部も調べてみましたが、国公立や入試科目が文系科目の私立大学しかなく、私は社会が苦手なので少しきついかなと感じました。

入試科目で取るなら理学部
学びたい方で言えば教育学部ってところです。

長くなりましたがどなたかアドバイスよろしくお願いします。

先輩リケジョからの回答1 回答

みぁ
回答日:

2020.09.14

まお★さん、こんにちは。
それは、まお★さんが将来どのような数学の先生になりたいかによりますね。

数学そのものがこんなにも面白いものなんだよって学生たちに教えたいのであれば数学科に行った方がいいですし、数学の問題の解ける喜びを感じ取ってほしいのであれば教育学部に行った方がいいでしょう。

すでに調べられているかと思いますが、どちらに行っても数学の先生にはなれます。ただまお★さんが大学の4年間で学ぶものは大きく異なります。
教育学部は“教え方”を学びます。もちろん数学も学びますが、どうすれば多くの学生が数学に興味を持ってくれるのか、数学の問題を解く喜びを味わってくれるのか、将来数学の道に進んでくれる人が出てきてくれるのかといった観点で学んでいきます。
一方、数学科は“数学”そのものを学びます。周りにはもしかしたら将来フィールズ賞(数学のノーベル賞ともいわれる賞)を取る人がいるかもしれません。誰かに教えるという感じではなく、ただ単純に未解決・未証明の数学問題を自分が解くことができるかどうかに情熱を注いでいます。そのような世界の面白さを高校生に伝えたいのであれば、数学科に行ってまお★さん自身が経験したほうがいいです。

もちろんどちらに行っても教職科目をとらなければなりませんので、教育の講義は受けることになりますし、どちらも数学についても一定量は学びます。
ただまお★さん自身が大学の4年間で経験するものは大きく異なりますので、どんな信念をもって教員になりたいかを思い浮かべたうえでどちらか選択するといいと思います。

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