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リケジョからの質問

数Aができません!!!

kana F
質問日:

2010.12.17

こんにちは。私は東京の学校の高1です。

私の学校では数Aと数1は同時ではなく、数1を先に終わらせてから数Aに入ったのですが、数1は得意で試験でもいい点数は採れました。
でも、2学期から数Aに入ってしまい、点数はどんどん下がっていき、今回の期末では自己最低点を取ってしまいました。
中学生の時から確率は苦手で文章を取り違えてしまったりしていました。
確率を克服しないまま高校に行ってしまいました。
授業では理解できていても、いざ試験になって確率の中でも独立や反復などが混ざってしまうとどの公式を使えばよいかわかりません。
自分なりに毎日確率の問題を解くなど工夫はしてきたのですが、効果は出ませんでした。
どういうふうに勉強をしていったらいいのでしょうか???

先輩リケジョからの回答2 回答

山内太地
回答日:

2010.12.21

kan-chanさん、こんにちは。
数学Iが得意で数学Aが苦手…確かにそういう人も何度かみたことがあります。


数学Aというと、集合、場合の数+確率、命題と論理、平面図形 ですかね。
質問文に平面図形が出てきてないところを見ると、まだ平面図形には入ってないのかもしれませんね。
確率っていうのは、まず問題文を読んで「すべての場合」の情景が
思い浮かぶかどうかが重要なポイントです。
お話によれば、確率が苦手な人というのは、その部分ができていないことが多いです。


確率の問題の基本は、ともかくすべての起こりうることを考えることです。
例えば2個のサイコロを振って和が3の倍数になる確率は、というと、
おそらく6×6=36通りの表を作って考えるのではないでしょうか?


サイコロの問題なら情景が思い浮かぶかもしれませんが、例えば
「袋に赤球2個と白球3個が入っていて、そこから1個取り出して赤なら元にもどし、
白なら元に戻さずにもう1個袋から取り出すとき、1個目と2個目の色が同じ確率はいくらか?」
とか言われて、ちゃんと全部の場合を書けるか?ということです。


例えばこの問題なら、1個目が赤・白の2通り、2個目が赤・白の2通りで、
すべての場合は2×2=4通りある、ということをまず読み取らないといけません。
問題に取り掛かる前にそれらをちゃんと図にしてみてください。


●●    ●●
○○○   ○○○


1個目   2個目


赤  →  赤
2/5    2/5


赤  →  白
2/5    3/5


    (1個目が赤なら袋にもどすので、また5個から取り出す)


●●    ●●
○○○   ○○


白  →  赤
3/5    2/4


白  →  白
3/5    2/4


    (1個目が白なら袋に戻さないので、次は赤2個白2個が入った4個から取り出す)


の4通りです。つぎにこれら全部の確率を考えます。


1個目   2個目


赤  →  赤  2/5 × 2/5 =4/25


赤  →  白  2/5 × 3/5 =6/25



白  →  赤  3/5 × 2/4 =3/10


白  →  白  3/5 × 2/4 =3/10


で、ここで重要なことは、必ずすべての場合を足したら1になるか、確認することです。


4/25+6/25+3/10+3/10=2/5+3/5=1


これが1になったら、ちゃんとすべての場合が計算されていることがわかりますので、
次に問題文にある「1個目と2個目が同じ色」の場合だけを足し算すればいいことになります。


赤→赤と白→白


4/25+3/10=8/50+15/50=23/50 …答


というわけです。


最初は慣れないかもしれませんが、とりあえずすべての場合を
考えるようにする癖をつければ、かなり間違いが改善されるように思いますよ。


あと、独立とか反復というのは、両方とも結構難しい部分なので、
確率が結構得意でも意外と苦戦したりするものです。
kan-chanさんだけが苦手なわけじゃないから心配せずに、
ともかくこちらも図や絵を描いて考えてみてくださいね。


本当に地道な努力でどうにかなるはずです。
冬休み中に問題集などをしっかり勉強して、ちゃんと細かいニュアンスも
読み取れるように練習してみてくださいね。応援していますね!

kan-chanさん、こんにちは。
数学Iが得意で数学Aが苦手…確かにそういう人も何度かみたことがあります。


数学Aというと、集合、場合の数+確率、命題と論理、平面図形 ですかね。
質問文に平面図形が出てきてないところを見ると、まだ平面図形には入ってないのかもしれませんね。
確率っていうのは、まず問題文を読んで「すべての場合」の情景が
思い浮かぶかどうかが重要なポイントです。
お話によれば、確率が苦手な人というのは、その部分ができていないことが多いです。


確率の問題の基本は、ともかくすべての起こりうることを考えることです。
例えば2個のサイコロを振って和が3の倍数になる確率は、というと、
おそらく6×6=36通りの表を作って考えるのではないでしょうか?


サイコロの問題なら情景が思い浮かぶかもしれませんが、例えば
「袋に赤球2個と白球3個が入っていて、そこから1個取り出して赤なら元にもどし、
白なら元に戻さずにもう1個袋から取り出すとき、1個目と2個目の色が同じ確率はいくらか?」
とか言われて、ちゃんと全部の場合を書けるか?ということです。


例えばこの問題なら、1個目が赤・白の2通り、2個目が赤・白の2通りで、
すべての場合は2×2=4通りある、ということをまず読み取らないといけません。
問題に取り掛かる前にそれらをちゃんと図にしてみてください。


●●    ●●
○○○   ○○○


1個目   2個目


赤  →  赤
2/5    2/5


赤  →  白
2/5    3/5


    (1個目が赤なら袋にもどすので、また5個から取り出す)


●●    ●●
○○○   ○○


白  →  赤
3/5    2/4


白  →  白
3/5    2/4


    (1個目が白なら袋に戻さないので、次は赤2個白2個が入った4個から取り出す)


の4通りです。つぎにこれら全部の確率を考えます。


1個目   2個目


赤  →  赤  2/5 × 2/5 =4/25


赤  →  白  2/5 × 3/5 =6/25



白  →  赤  3/5 × 2/4 =3/10


白  →  白  3/5 × 2/4 =3/10


で、ここで重要なことは、必ずすべての場合を足したら1になるか、確認することです。


4/25+6/25+3/10+3/10=2/5+3/5=1


これが1になったら、ちゃんとすべての場合が計算されていることがわかりますので、
次に問題文にある「1個目と2個目が同じ色」の場合だけを足し算すればいいことになります。


赤→赤と白→白


4/25+3/10=8/50+15/50=23/50 …答


というわけです。


最初は慣れないかもしれませんが、とりあえずすべての場合を
考えるようにする癖をつければ、かなり間違いが改善されるように思いますよ。


あと、独立とか反復というのは、両方とも結構難しい部分なので、
確率が結構得意でも意外と苦戦したりするものです。
kan-chanさんだけが苦手なわけじゃないから心配せずに、
ともかくこちらも図や絵を描いて考えてみてくださいね。


本当に地道な努力でどうにかなるはずです。
冬休み中に問題集などをしっかり勉強して、ちゃんと細かいニュアンスも
読み取れるように練習してみてくださいね。応援していますね!
お礼日時:

2010.12.22

ありがとうございます。3学期になると平面図形に入ってしまうので、
この冬休み中に基礎だけでも固められるように頑張ります!
ありがとうございました!!

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