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リケジョからの質問

大学で研究する

サテラ
質問日:

2020.03.07

大学に残って研究するにはどうしたらいいのでしょうか。
私は、小鳥の研究をしたいと考えています。小鳥専門の獣医が少ないことや、小鳥の治療には限りがあることで、飼い主さんが不安になったり、苦しんでいることが少なくないと思うからです。
また、大学の講師や、教授になるために、どんな結果を残し、大体どれくらいの時間がかかるものなのか教えていただきたいです。
私自身、勉強が得意なわけでもなく、ただ小鳥のために何か貢献したいと言う気持ちが強いだけで、給料や、向き不向きなども不安です。
様々な視点からアドバイスや、質問のご回答がいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

先輩リケジョからの回答1 回答

みぁ
回答日:

2020.03.09

サテラさん、再びこんにちは☀
大学で研究するためには大学院(修士・博士)を卒業し、博士の学位を取得し、大学で公募しているポストに通ればできます。
文章では簡潔に書きましたが、これがなかなか大変です。特に最後の部分。
まず、博士の学位を取得すると“研究者”になれます。
大学の先生となっているような方は、この“研究者”のごく一部にすぎません。
研究者となってすぐの人たちはポスドクになります。要はただの研究員です。
いろいろな研究機関(大学や研究所)で研究員として研究しますが、基本的には任期がついていて、数年(だいたい1~5年)で次の職探しをしなければいけません。
で、これを何回か繰り返していって、運がいいとパーマネント職(永久)に就けます。これが大学の教授や准教授だったり、研究機関の主任研究員的なポジションだったりします。
個人差が結構ありますが、だいたい40歳ぐらいでパーマネント職に就けるぐらいではないでしょうか。
ストレートで学位を取得すると27歳なので、まぁ10年くらいはいろいろなところをふらふらしなければいけない状況ですね。
給料もポストによるので、そこそこもらえるところもあれば、大卒新入社員と大差ない程度のところもあります。
またポストがそんなに空くわけではないので、いちいち場所を選んでいられません。そのため数年おきに引っ越ししなければいけないことも多く、その分なかなか貯金はできないと思います。
人によってはそれでも貯金していく人もいますが。。。
そんな状況でも研究したいと思う人が今現在も研究者として残っているのですし、ちょっと無理だなって人はすでに企業に就職しています。
やはり人によってかなり向き不向きがわかれる職業ですので、一度研究というものをやってみてから判断したほうがいいですよ。

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