Re南さんこんにちは。
私は建築学科ではないのですがわかる範囲でお答えさせていただきます。

建築系の大学を選ぶ基準、難しいですよね。
まず、どんな建築士を目指すか（どんな分野に力を入れて学びたいか）
ということをある程度決めてからでないと選びにくいと思います。
また、資格試験対策の充実度、というのも一つの基準になるでしょう。


・どんな建築士を目指すか
世の中にはいろいろな種類の建築士さんがいます。
斬新なデザインをする人、ビル専門の人、木造建築専門の人、音響に強い人、などなど。
また、建築士の仕事は新しく建てる建物の設計をするだけではありません。
古い建物の補強を考えたり、新しく作る建物の強度が十分かどうかチェックするのも大事な仕事だと思います。（このあたりは素人の意見ですが）

どこの大学にも様々な分野を専門とする先生がいらっしゃいますが、
自分の興味のあることを教えてくれそうな先生がいるかどうか、地道に調べていくのが確実でしょう。
また、大学のおかれている環境もおそらく重要で、
斬新なデザインを目指すのであれば、人間も建物も多い都会の方が、
伝統建築に興味がある場合は古都の方が、
自然との調和を考えたいなら田舎の方が、
勉強しやすく、卒論などのテーマも探しやすいかもしれません。


・資格試験対策
医歯薬学部や法学部のように資格試験の合格率が大学を選ぶ基準になるかと思いきや、
一級建築士試験は非常に難しく、また、資格が無くても建築に関わる仕事はできるためか
大学在学中に合格する人はなかなかいないようです。
建築関係の企業（公務員含む）に就職してから、自分で勉強するなり予備校に通うなりして資格を取得する人が多いと思います。
大学ごとの合格者数のデータはありますが、卒業後何年目で合格したかがわからないのでどこの大学が建築士試験対策をよくしてくれるのか、というのはわかりにくいですね…。



具体的な答えが提供できなくてすみません。
でも、言い訳っぽいですが、「誰にとっても絶対的に良い大学」というのは無いので、
自分で大学のウェブサイトを調べたり、オープンキャンパスに行ったりして、
ここが楽しそう！というところを見つけて、それを目標に頑張るのが一番良いと思います。
ぜひ、勉強したい大学、教わりたい先生、住みたい場所、を自分で見つけて
楽しいキャンパスライフと建築士人生を想像しながら受験勉強頑張ってください！