化粧品も多く手掛ける医薬品メーカーで働くものです。

結論からいうと、薬剤師であることは、化粧品の開発に凄く有利になるということはないです。
化粧品の広告規制では、製薬会社が開発したとか、薬剤師が開発したというのは、医薬品との誤認を与える・製薬会社以外への誹謗・医療関係者の推薦に該当するため、訴求は禁止されています。

いきなりこのような回答で、がっかりされてしまったかと思いますが、逆に不利でもなく、例えば人体についての知識豊富であることは、製品作りにおいては大変な強みになります。
また、開発ではありませんが、製造部門の監督の仕事に就くことができます。
化粧品の場合、薬剤師は監督になれる要件の１つであって必須ではないのですが、医薬品では必須で、弊社のように医薬品も製造している場合は、医薬品と兼務をするケースが多く、自動的に薬剤師が勤めることになります。

最近は薬学部でも化粧品開発に生かせる研究をされている所もあるので、フレグランスジャーナルや、化粧品会社の技術リリースを参考に、そのような研究室を持っているかを探してみてはいかがでしょうか。

希望された内容の回答ではないかもしれませんが、参考になりましたら幸いです。