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リケジョからの質問

助産師になりたいです!

バナナ
質問日:

2018.08.03

私は、助産師になりたいと思っています。
助産師の資格を大学院(2年)で取るか、専攻科(1年)で取ろうか迷っています。
助産師の資格を取る際に、2年と1年では、どういう違いがあるのですか?
国立、公立、私立の学校の違いって、何ですか?

先輩リケジョからの回答1 回答

rei
回答日:

2018.08.13

バナナさん、こんにちは。
ちょっと調べてみたんだけど、助産師さんになる方法はたくさんあるようですね。バナナさんも自分で調べて、知っていることもあるかもしれないけど、ちょっとここにまとめてみます。

<合計4年で助産師さんになる方法>
助産師さんになるには、看護師さんの資格も取らないといけません。
看護師さんになるには、大学の看護学科に行くか、看護専門学校に行くことになりますよね。

大学の看護学科の中には、看護師さんになる勉強だけでなく、助産師さんの資格の勉強も同時にできるコースがある学校もあるようです。

たとえば、下は杏林大学保健学部のサイトだけど、4年間で「看護師と助産師を希望する学生の履修モデル」というのが出ています↓
http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/health/subject/nursing/model.html

ただ、両方の資格を同時に取るコースは、大学の中でも授業を取れる人数の制限が厳しいらしくて、20~30人くらいに選抜されることが多いみたい。

看護専門学校は、大学とちがって3年制です。なので、1年制の助産師教育機関に行くと、こちらも合計4年で助産師さんになれるようです。

<5年以上かけて助産師さんになる方法>
大学の看護学科を4年で卒業したあと、助産師教育機関に行ったり、看護専門学校を卒業したあとに2年制以上の助産師教育機関に行くと、合計で5年以上かけて助産師さんの資格を取ることになります。

資格としては、大学院で取っても、専攻科で取っても、同じ国家資格だから、差はないと思うけど、はやく現場で働きたい人は専攻科、助産師さんについての研究とか勉強を深めたい人は大学院に行く、というちがいじゃないでしょうか。

下の資料は、実際、助産師さんに合格した人が、どんな学校の出身だったかを表にしたものです↓
https://www.ishin.jp/support/kokka/pdf/josan18.pdf

これを見ると、大学院で助産師さんの資格を取っている人は少なめで、専攻科とか専門学校から受けている人のほうが、人数としては多いことがわかります。

きっと、助産師さんの資格を取る人は、学問的なことを深めたいというよりも、はやく現場に出て、実際にお仕事をしたい人が多いのだと思います。だから、1年と2年のちがいは、はやく現場に出たいか、深く勉強したいかの違いだと考えていいんじゃないでしょうか。

あとは、2年のほうだったら、いちおう、学歴は院卒になりますよね。

国立、公立、私立の学校の違い、っていうのは、資格を取るのに有利か不利か、みたいなことかな?
それはちょっとわからないけど、理系だと全体的に、国立のほうが学問として深めたい人が多くて、私立のほうが資格試験とか、社会に出て働くことを重視している人が多いようなイメージはあります。

でも、それは国立、公立、私立のちがいというよりは、その大学や学科の雰囲気次第だと思うので、行きたい学校の候補を決めたら、オープンキャンパスなんかに行って、実際に雰囲気を見たり、その学校の人の説明を聞いてみるのがいいんじゃないかと思います。

がんばってくださいね!

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