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リケジョからの質問

将来が見えない・・

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質問日:

2010.06.10

とにかく数学と理科が好きなので理系に進んだのですが、自分はいったい何を勉強したいのか、どんな仕事をしたいのか検討がつきません。これから、何をどう考えればいいのでしょうか?先輩の皆さんは、どんな理由で学部や仕事を選んだのですか?

先輩リケジョからの回答3 回答

hinanoさん、こんにちは。
『勉強』のことは忘れて考えてみましょう。
何に興味を持っていますか?
「夢」見ていることは?
こんな人にあこがれる、とか、あんなふうになってみたいという人(キャラクターでもOK)とかいませんか?
そんな中から1つ、2つ将来の目標を仮に置いてみて、その目標達成のためには何を学べばよいかというふうに考えてはどうでしょうか?
私も理系科目が好きで理系に進みました。
そして、やっぱり医者になりたい!と思って勉強しました。
結果は工学部に進んで環境関連装置メーカーに就職、開発部門を経て現在は経営企画の仕事をしています。
だから、私は高校のときにたてた「医者になる」という目標を達成できませんでしたが、就職してからも企業でさまざまなことを学び、今は経営に興味があり、まだまだ勉強中です。これからの夢は経営者になること。そのために自分を磨いています。
中学、高校のころ一生懸命興味のある科目ばかり勉強していました。
でもそのときに勉強していてよかったと思います。
そして先ほども書いたようにいまも勉強中。
人生長いです。勉強は一時のことではありません。あるいみ一生もの。
時間をかけてそのときの自分の目標を決め、進んでいく。途中で目標が変わることもあるでしょう。そのときは新たな目標に向かって進んでいくのだと思います。
勉強したことは必ず自分の糧になります。
がんばってください。
お礼日時:

2010.06.14

お返事、どうもありがとうございました。「勉強」のことを忘れて考えるなんて、思ってもみませんでした。今の私には、受験科目のことしか頭になかったから。学校の先生に相談したら「勉強のことは忘れて」なんて絶対に言わないと思う。
そういう考え方でもいいんだぁと思えて、本当に良かったです。ありがとうございました。

へちま
回答日:

2010.06.14

hinanoさん、こんにちは。

今はまだ、自分が何をしたいかはっきり決まっていないということですが、ゴールを決めてから進むだけが歩き方ではないと思いますよ。大体の方向は決めて、細かいことは歩きながら決めていく、というのも一つの手だと思います。

私の場合は後者でした。
特にしたい仕事も決まっておらず、とりあえず大学に行って探そうと思っていました。どちらかというと理系科目の方が得意かな、という理由で理系を選択して、まずは学部を選ぶことから始めました。理学部か工学部に行きたいと思い、基礎的な学問に重きを置く理学部より、様々な分野への応用を学ぶ工学部の方が面白そう、と工学部を選びました。工学部の中でも、耳馴染みのあった環境問題を勉強するつもりでいました。
しかし、受験勉強をするうちに、大の苦手だった物理を面白いと思えるようになってきたのです。そしてその頃、工学部の中に応用物理学科目という専攻があることを知り、ここで物理の勉強をもう少ししてみようかなと、工学部の中でも志望学科を変えたのです。これが高三の秋頃だったと思います。

hinanoさんは、数学や理科が好きということですね。好きな科目があるのは素晴らしいことだと思います。進路を選ぶ時には、自分が何を好きかを考えていくのがいいと思います。例えば、理科の中でも特に何が好きですか?生物か化学か物理か地学か?薬品を持って実験するのが好きとか、自然現象を観察するのが好きとか、生き物に関わることが好きとか…たくさんあると思います。
そして、考えるのと同時に、大学の研究内容や会社の仕事内容をネットで調べてみたり、先輩方の話を聞いたりして(もちろん先輩リケジョもその一つですね)、いろんな情報に触れてみてください。へーこんな仕事もあるんだーと思ったり、これ面白そう!とhinanoさんのアンテナにひっかかるものがあるかもしれません。

もちろん周りには、自分はこれがしたい!と既に決めていて進路を選ぶ人もたくさんいると思います。でも、それを見てhinanoさんが焦ることはないですよ。
大事なのは、常にアンテナを張っておくことだと思います。びびびと来た時に逃さずキャッチ出来るように。
お礼日時:

2010.06.14

お返事をいただき、ありがとうございました。お返事を読めば読むほど、少し焦っていた自分の気持ちがとっても楽になりました。
こんなにご丁寧なお返事をいただき、本当うれしかったです。
親にも相談できないことが相談できて、とっても良かったです。本当にありがとうございました。

hinanoさん、こんにちは。

何を勉強したいのか、どんな仕事をしたいのか見当がつかないのですね。
それ、普通ですよ。
hinanoさんの同年代では、勉強したいことやどんな仕事をしたいのか分かっている人の方が、少数派ではないでしょうか?

私も「この分野の勉強をしたい」とか「こんな仕事に就きたい」とかは、まったくはっきりしたものはありませんでした。
実は、今でもそうです。
与えられた仕事、与えられた立場によって、いろいろな勉強をして自分を合わせてきた様に思います。
それでも楽しく仕事していますので、先ずはhinanoさんもあまり心配しないでくださいね。

では、私はどうやって進路や就職先を決めてきたのかと言えば...消去法に近かったです。
進学先を決めた時は、医学系や農学系、理学系、土木建築系、情報系、電子系等、数ある理工系学部・学科の中からほとんど興味の湧かなかった物を消していき、残った学科の一つが工学部機械系だったのです。機械系であれば、卒業後の選択肢(就職先)が多そうだとも思えましたし。
就職する時も同じ。興味の湧かないところは消して、残った業界の中の一つが今の就職先となりました。
消去法なので気持ちの上で「どうしても機械系がいい!」「この会社しかない!」とは思っていませんでした。

興味の湧かない方を消していくとか、2つを比べて少しでも興味の湧く方を残していくとかして、少しだけ学部や分野を絞ってみてはいかがですか?

勉強したいことや就きたい仕事に向かって進路を決め受験勉強をするのも、確かに一つの生き方です。
でも、今よりも学部や仕事の分野を少しだけ絞って、その中で進めるところへ行くという生き方も、ありと思いますよ(まさに私がそうですから)。

何を勉強したいとか、どんな仕事をしたいのかはっきりしないということは、逆に言えば、いろんな分野に興味を持てるのではないでしょうか。
やりたいと思う研究や仕事に就けたとしても、意外な程、専門分野以外の知識や能力が必要だったりするのです。
そんな時、hinanoさんみたいなタイプは、柔軟性があって、抵抗少なく自分を環境に合わせて上手くやっていけるかもしれませんから、心配せずに落ち着いて考えてみて下さいね。

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