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リケジョからの質問

農学部について

hinana0227
質問日:

2014.08.05

こんにちは。海外現地高校に通う高校三年生です。

私は将来品種改良とかに関わった仕事がしたくてオーストラリアのクイーンズランド工科大学(QUT)に行こうと思ってます
そこで質問なのですがもし海外の大学を卒業して日本に帰ったとして日本での就職、または大学に編入して技術を学ぶというのは可能なことなのでしょうか?
それとも日本と海外では発達具合が違うので交換留学的なことはできないのでしょうか?

よろしくお願いします

先輩リケジョからの回答1 回答

sayahakase
回答日:

2014.08.07

こんにちは。

どちらもできなくはないです。が,条件は厳しいでしょう。
普通は,日本の大学に入学してから交換留学先があればする,というものがほとんどですが,この場合は語学留学ということが多いです。技術を学ぶには英語が堪能でないとまったく海外の大学の内容についてゆけないので,基本は学生のうちに語学留学,という場合が多いということです。

また,農学というものはグローカルな分野ですので,どちらかというと日本で日本の技術を学ぶことが先決だと思います。地元密着型,というやつですね。たとえばオーストラリアで現地の農学を学んだとしてもそれはオーストラリアという土地に合わせたものですので,日本に応用できるかどうかというと,なかなか難しいです。農学は土がかかわりますので,とにかく土地に合わせたもの,気候に合わせた技術が大切だからです。畜産などにしても同じことですね。

また就職ですが,海外は面接(インタビュー)をあまり重要視しないことがあるため,C.V.(日本でいうところの履歴書)がほとんどすべてです。ですので,基本はメールのやり取りで決まることが多いです。ですが,日本の場合は最近ですと,エントリーシートから始まって,試験面接面接面接,と会社に赴かなければならないことが多いので,とにかく日本にいないと就職活動はまず不可能です。また,大学3年生のうちに就職活動を始めるため,海外の大学に所属している場合は,卒業してから帰国後でないと基本の就職活動はできないですね。ですので,無職の期間ができてしまう,ということが大いに考えられます。ただ,企業ではなく,大学とかに勤めることができればまた話は別ですが,日本の大学生同様就職活動をして企業就職をするのであれば,確実に海外にいると不利な状況であることは確かです。

編入ですが,できなくはないですが,こちらも単位互換制度を使えるか否かでできるできないがはっきりします。ですので,その点もしっかり確認してください。単位互換制度がないと編入学はできないです。

ただ,最近はまだまだ少ないですが,大学によっては留学先で技術は日本語で講義を受けられて,現地での生活は英語で,というパターンを持っているところもあるようです。こちらも調べてみると面白いかもしれないですね。

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