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リケジョからの質問

お茶大で皮膚科学

0509
質問日:

2014.04.12

こんにちは!質問二回目です。私は化学科で仮面浪人をしている大学一年生です。お茶の水女子大志望です。
大学で、できれば皮膚科学の研究室にはいり、皮膚科学の研究をしている大学院に行く という進路なら、
お茶の水女子大理学部の 化学科か、生物科のどちらを目指したらいいですか??

先輩リケジョからの回答1 回答

こんにちは,指先アイドルさん.
お茶の水女子大学の生物学科の者です.
お茶大を仮面浪人で目指しているということで,お茶大生としてうれしいです.ぜひ入ってほしいです!

さて,皮膚科学の研究についてですが,
化学科,生物学科とも,「皮膚科学」だけを扱っているような研究室
はないようです.が,皮膚科学と一口に言っても,様々なアプローチができるので,いくつか皮膚科学に関連する研究室はあります.

まず,生物学科では,かつて皮膚科学に直結する研究をしている先生がいらっしゃいました(今は残念ながら退官しています).その先生は,なんと化粧品を開発するという偉業も成し遂げています(!)
その先生は退官しましたが,同じ研究室の別の先生はまだいらっしゃって,脂質の研究をしています.生物学科に入った人
で,将来は化粧品会社に就職したいという人が,その研究室に入る傾向があります.だから,生物学科ならその研究室が,最も皮膚科学に近いのではないかと思います.

化学科はあまりよく知らないのですが,生物化学分野の研究室が二つあるので,化学科に入って,生物化学系の研究室で,先生に「皮膚科学関連の研究がしたい」と言えば,研究させてもらえるかもしれません.

生物学科と化学科で迷っているなら,自分がどちらの方が合っているのかを考えてみて下さい.皮膚科学を細胞の仕組みなどからひも解きたいなら生物向きだと思います.皮膚科学で,関連する物質の性質だとか,化粧品に使われる原料の性質などを詳しく調べたいなら,化学向きでしょう.

余談ですが,お茶大の情報科学科でも,皮膚科学に関連した研究をやっている人がいました.皮膚をITの分野から研究することもできるんだなあと,そのときは目からうろこでした.

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