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リケジョからの質問

医学部と歯学部

りりぃ♡
質問日:

2014.02.11

こんにちは。徳島県の高校2年生です。

現在、医療系の学部に興味を持ち、色々と情報を集めているところです。
そこで、質問なのですが、医学部と歯学部での学習内容の違いって、どのようなものなのでしょうか?
もちろん、目指す国家資格が違うのは分かっているつもりですが、どちらの学部も、人体については同じようなことをひと通り学ぶと聞いたので、その後の内容が違ってくるのかな?と思います。
どちらかの学部に実際に行った、もしくは、現在通っているという方に、どのようなものか教えてほしいです。

まとまりのない文章ですみません。
よろしくおねがいします(><)


先輩リケジョからの回答2 回答

違いは,歯学部では顎口腔のことを中心学びますが,医学部ではそれは無いです。また,たとえば生殖器に関しては医学部では学びますが,歯学部では学びません。

おっしゃるように,歯学部も医学部も基本的な全身のことについては必修で学びます。それはなぜかというと,どれもこれも全体の一部で,どこかかしらかで体というものは何らかの影響を及ぼしあっているから,そのつながりが分かっていないといけないからです。たとえば,私の分野ですと糖尿病ですが,これを例に挙げますと,糖尿病は全身に影響を及ぼす病気です。足の壊死や緑内障など目にも影響が出ます。このように,ただ単に膵臓の病気というわけではなく,全身症状を理解していないといけないんです。

という感じで,たとえば顎関節症もいろいろと体に影響がありますよね。なので,どちらの学部にしたってとりあえず全体的に必要なことは必修になっているんです。ただ,やはりそれぞれの学部に特化している部分はそれぞれの学部で学ぶしかないんです。感染症についても学びますが,歯学部はやはり歯科に特化した感染症についてより詳しく学びます。

という具合ですね。
お礼日時:

2014.02.17

はじめまして!回答ありがとうございます。
なるほど、基本的な全身のことを学んだ後、それぞれの学部ならではの分野を勉強していくんですね。
読んでいて、やはり、身体は繋がっていて、それぞれ影響しあっているところが興味深いです。
医学部や歯学部への興味が強まりました。ありがとうございます!

ラブリーりぼん
回答日:

2014.02.27

歯学部か医学部か悩んでいらっしゃるのですね。

就職という観点からは断然、歯学部のほうが医師、看護師よりよろしくないです。

私には阪大歯学部卒の親友がいます。歯科は基本的に局所麻酔をして、治療をしますが、さまざまな疾患、年齢、歯並び、飲んでいる薬も事前情報としてとります。

首よりも上の箇所の治療でも麻酔を使用する以上、緊急時対応も求められます。

医師は、口腔外科、呼吸器科、消化器、脳神経、循環器、整形、老年科、内分泌代謝(糖尿病など、毎日しごとがら付き合ってます)、泌尿器、婦人科、眼科、透析(私の所属です。糖尿病、心臓病、泌尿器が混合しています。)
皮膚科、漢方科、緩和ケア科、麻酔科、精神科、小児科、I C Uなどなど、とにかく体全体です。

体は一つ一つ分離しているのではなく、それぞれ、連関しています。私たちが毎日、何気なく生活しているのは、これらのバランスが上手くとれているためです。

医学部は、バランスを失った方を治療するために勉強するところです。

大変ですが、やりたい分野が歯科より多岐に渡っていますので、実習で専攻がみつかると思います。

どちらも、やりがいはあると思います。

現場に携わるものとして、参考にしていただければ、幸いです。

頑張ってくださいね。

お礼日時:

2014.03.02

ドクターナースさん、はじめまして。回答ありがとうございます。
やはり、歯学部は就職が厳しいのですね… そこも悩みどころです。
医師についての説明のところで、老年科、内分泌代謝、漢方科という、初めて聞く分野があって驚きました。
大変参考になります!!

ご丁寧な回答、ありがとうございました。

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