こんにちは。

レントゲンを撮る人も，放射線治療をする人も診療放射線技師ですね。ただ，誤解がないように説明しますと，治療をするのが放射線技師，というよりも，放射線治療のための核医学装置を操作するのが放射線技師です。
放射線技師はレントゲンもそうですが，医師のオーダーに沿って作業をする人です。なので，放射線技師さんに伺ったところ，「装置のボタンを押すのが自分たちの仕事だねぇ」ということです。

また，やはり患者さんに放射線を照射するのが好きではない人は物理士という資格を取って，放射線治療に関する技術的指導と監督を行う場合もあるそうです。物理士は試験で合格すれば取れる資格で，放射線治療を行う際に医師と治療計画を立てるときに加わったり，実際に照射する部位が正しいか，ずれていないかなどを監督する立場の人のことを言います。でも実際に装置を動かして最終的に作動ボタンを押すことのできるのが放射線技師，ということですね。
もちろん，放射線技師の資格を持っていて物理士の資格も持っている方もいます。