朔弥さん、こんにちは。
国立大の土木工学に通っていました、Longbeachです。

私の周りでは、公務員になる人が多かったですね。
国土交通省や環境省などの省庁は難関ですが、
国が管理する大きな計画に携わることができ、日本の未来を左右する仕事なので、チャレンジする人もいました。
一方で県や市などの土木課などでは、生活に寄り添ったきめ細やかなお仕事が多いそうで、
「地域のために働きたい」という人が多く挑戦していました。
（これら公務員になるには公務員試験に合格することが必要です。）

また、建設コンサルに就職するひとも多かったです。
大手の建設コンサルは「ゼネコン」と呼ばれますが、
激務の印象がありますが収入が安定していることから人気でした。
海外の大規模なトンネル開通工事に携わっている友人とかもいますよ。

オススメ大学、はないのですが
ひとくちに土木といっても
橋やビルなどの「構造」を扱うのか
風や水の流れなどの「流体」を考えるのか、
上下水道や河川管理などを通じて自然環境との調和を図る「水」などと
いろいろな分野がありますので、
「土木工学」で何が学べるのかを見て、
自分の興味と実力から大学を考えるのもいいと思います。

土木は地味ですけれども、
生活の基盤を作る大切なお仕事ですよね。
朔弥さんの興味がある分野に進めるといいですね！
応援しています！！

朔弥さん

こんにちは！　事務局です。
質問の投稿ありがとうございます！　高校1年生から土木工学を学びたいとはとても頼もしいです。女性も徐々に増えている分野です。最近は「社会システム工学」と名前を変えている学校も多いですよ。

さて、先輩リケジョのAさんがメールにてご回答くださいましてので、ご紹介しますね。

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公務員になる方が増えています。土木系公務員での女性採用は珍しくなくなっています。
本庁だけでなくて、土木事務所や、現場監督（トンネル現場もだいぶ前から女性可）の仕事もあります。同じ土木事務所に長くいることはできないため、転勤もああります。
また、建設コンサルタント会社なども、年度末の残業など多いですが、以前から多いです。建設会社、ゼネコンなどだと、以前は研究室配属などが多かったようですが、コンサルタント会社の現場技術業務（役所の現場監督を補助）で派遣されたり、現場に行く人も増えています。
どこの大学でも女性比率は少なくとも1割前後まで高くなっているようです。
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活躍する場は色々ありそうですね！
ぜひ、夢をかなえるように頑張ってください！

土木工学を学んで携わる仕事は多岐にわたっています。土木技術者女性の会(「土木」、「女性」で検索するとホームページがみつかります)が作成した「Civil Engineerへの扉」という冊子に、女性の土木技術者がどんな仕事をしているか紹介されていますので参考にしてみてください。
また、どういう大学がおすすめなのか?ということですが、現在、学科名に「土木工学」が明記されている大学はほとんどありません。大学によって「土木工学」を学べる学科の名称が異なっているのが現状です。大学のオープンキャンパスなどに積極的に出かけていって、土木工学がどの学科で勉強できるか直接確認することをお勧めします。また、もっと深く調べたいときには、土木工学を教えている先生の名簿が「土木学会」で入手できます。