リケジョからの質問
生命科学科 就職

ちゃちゃ子
質問日:
2013.11.05
こんにちは!都立高校に通う理系選択の2年生です。
私は生命科学科に興味を持っていて、将来は製薬会社か教員になるかで迷っているところですが、
学部について調べてみたところ大半の学生が大学院に進んでいて、就職が難しいと言われているのですが
本当にそうなのでしょうか?
また、教員免許を取りたいと思っているのですが、
生命科学科では難しいのでしょうか?
私は生命科学科に興味を持っていて、将来は製薬会社か教員になるかで迷っているところですが、
学部について調べてみたところ大半の学生が大学院に進んでいて、就職が難しいと言われているのですが
本当にそうなのでしょうか?
また、教員免許を取りたいと思っているのですが、
生命科学科では難しいのでしょうか?
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先輩リケジョからの回答1 回答
sayahakase
回答日:
2013.11.05
就職に関しては,その大学や学生の質だけでは判断できないところがあります。なぜかというと,その時の国の経済情勢やそのたもろもろ,国が今どういうところにお金を落とそうとしているかなども,関係してくるからです。
なので,一つ言えることは,大学でとにかく頑張ること。そうすればどんなところにだっていつでも就職できると言っても過言ではありません。
事実,製薬系には特に難しいですが,生命系からでも就職している方はたくさんいます。ただ,その学生たちの成績を見てみると,大体が学年トップクラスの成績を維持し,成績だけでなく,実生活も実りのある大学生活を送っています。部活や,学外活動しかりです。
大学院にすすむ学生が多いのも事実です。なぜかというと,特に製薬などでは学部生を取るよりも,もう少し研究というものを知っている大学院生を採用する傾向が無きにしもあらずだからです。
しかし,製薬は製薬でも,MRなどの研究とは少々違う職種においては,学部卒でも就職している学生はいます。研究や開発職にはやはり大学院生を採用することが多いでしょう。
教員免許ですが,教育学部でない限りは必ずその大学で受験資格の得られる教員免状の種類が限定されているので,注意してください。たとえば,その生命科学科が農学部に属していた場合,たいていは「農業高校の教員免状」という風に,限定されていることが多いからです。つまり,普通高校で教えることはできない,ということです。
教員免許を教育学部以外で取ろうとすると,確かに大変です。どうしてかというと,その学科の講義以外に,教職専門の講義も大量に受講して単位を取らなければならないからです。とくに理系においては,2年生以降は大概,実験という長い時間かかる授業が増えてきます。午後が全部実験なんて言うこともあるかもしれません。つまり,教育学部の学生は,あなたが実験をしている何時間かは教員免許を取得するための講義を受講しているということです。ならどうしたらいいか?と考えると,最悪留年して,教員免許のための講義を取ったりしなければならなくなる,ということです。留年はなくても,同じ学科の学生の倍以上教職に関する法律や教科やそのたもろもろの単位を取得しなければなりません。
つまり,難しい,大変,ということです。
そして,そういった状況でも頑張る学生が学年に1人2人はいますが,なかなか全体の成績が下がりがちです。たくさん受講しているので無理はありません。
こういう感じでも教員免許を取りたいのであれば,頑張るしかないですね。
なので,一つ言えることは,大学でとにかく頑張ること。そうすればどんなところにだっていつでも就職できると言っても過言ではありません。
事実,製薬系には特に難しいですが,生命系からでも就職している方はたくさんいます。ただ,その学生たちの成績を見てみると,大体が学年トップクラスの成績を維持し,成績だけでなく,実生活も実りのある大学生活を送っています。部活や,学外活動しかりです。
大学院にすすむ学生が多いのも事実です。なぜかというと,特に製薬などでは学部生を取るよりも,もう少し研究というものを知っている大学院生を採用する傾向が無きにしもあらずだからです。
しかし,製薬は製薬でも,MRなどの研究とは少々違う職種においては,学部卒でも就職している学生はいます。研究や開発職にはやはり大学院生を採用することが多いでしょう。
教員免許ですが,教育学部でない限りは必ずその大学で受験資格の得られる教員免状の種類が限定されているので,注意してください。たとえば,その生命科学科が農学部に属していた場合,たいていは「農業高校の教員免状」という風に,限定されていることが多いからです。つまり,普通高校で教えることはできない,ということです。
教員免許を教育学部以外で取ろうとすると,確かに大変です。どうしてかというと,その学科の講義以外に,教職専門の講義も大量に受講して単位を取らなければならないからです。とくに理系においては,2年生以降は大概,実験という長い時間かかる授業が増えてきます。午後が全部実験なんて言うこともあるかもしれません。つまり,教育学部の学生は,あなたが実験をしている何時間かは教員免許を取得するための講義を受講しているということです。ならどうしたらいいか?と考えると,最悪留年して,教員免許のための講義を取ったりしなければならなくなる,ということです。留年はなくても,同じ学科の学生の倍以上教職に関する法律や教科やそのたもろもろの単位を取得しなければなりません。
つまり,難しい,大変,ということです。
そして,そういった状況でも頑張る学生が学年に1人2人はいますが,なかなか全体の成績が下がりがちです。たくさん受講しているので無理はありません。
こういう感じでも教員免許を取りたいのであれば,頑張るしかないですね。
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