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リケジョからの質問

オープンキャンパスでの情報収集の勘所

Chisa.M
質問日:

2013.07.22

都内中高一貫校に通う高校一年生です。
既に理系コースに進んでいます。
複数のオープンキャンパスに行き情報収集する予定ですが、行くにあたり、これだけは外せない情報収集ポイントがあればご指南ください。得た情報を進学先選択の判断材料のひとつとすることになるので、重要なイベントと思っています。9月には進学先と学部を確定させる必要があります。自宅から通学できる範囲を想定しています。

先輩リケジョからの回答1 回答

Chisa.Mさん、こんにちは
回答が遅くなってしまってごめんなさいね。
もうすでにいくつかのオープンキャンパスには参加されたのでしょうか。

1年生から大学のオープンキャンパスに参加されるというのは良いですね!
時間のあるときにじっくり吟味しておくのは正解です。

大学では大体3年生以降になると研究室に所属し、卒業研究を行いますから研究室訪問は絶対にしておくべきだと思います。
研究室は高校にないものですし、理系大学生にとっては大学生活の中心にもなるであろう場所です。

様々な研究をしている研究室がたくさんあるので
直接訪問して、出来れば教授や学生から話を聞いたり、質問をしたりという機会を持つと良いと思います。

どんな研究をしているのか、Chisa.Mさんがバイトをするつもりなら先輩方は両立されているか、普段の生活(朝何時に起きて研究時間はどのくらいで何時に帰れるかなど。ちなみに私は研究室に泊まり込みの多い学部生活でした)などなど。それから、その大学にいる大学生の考え方や熱意のようなものを観察したり、教授と学生とのやりとりから関係性をみておくなど。
漠然と校舎をまわっているだけだと、ちょっとお祭りのようなオープンキャンパスの楽しい雰囲気を感じるだけになってしまう可能性があるので(普段の大学は違いますしね)、最終的に生活のメインになる研究室の雰囲気は直接見て感じておきましょう。

また、まだ高校一年生なので決まってないかもしれませんが、大学院進学予定でなく学部卒で就職予定であれば、研究室ごとの先輩方の就職先情報も得られればいいですね。実績が良ければ企業のOBOG訪問もしやすいですし、紹介してもらえることもあります。こういうコネって意外に大事だったりするので。

希望学部や分野にもよるのですが、実験機器や施設の充実度合いも聞いておくとよいでしょう。
例えば生徒数が多いのに実験用の機械が少なすぎるとなかなか研究が進まない・・ということもありますし。
また、指導教員1人あたりの生徒数が少なめの方がより密度の濃い指導を受けられるということもあります。

図書館も大事です。
もしかしたら熱心に勉強されている在校生の雰囲気が見られるかもしれませんし、また、大学へ行くと高校時代よりも自分で主体的に調べて勉強することが増えますので、図書館の蔵書の充実度合いや使いやすさなどは非常に重要だと私は思います。たぶんまだ目安がわからないと思うので、司書さんに聞いたり、図書館にいる在学生に突撃質問してみるといいと思います。
私の妹は学部時代に大学の図書館の蔵書に揃っていない本が多く、私のいる大学にまで見に来ていたり、研究生活でちょっと苦労していました。

私の意見は以上になりますが、この回答が全てではないので、他の先輩方の回答も参考にしてくださいね。

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