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リケジョからの質問

理系の国際機関の仕事

もかこ
質問日:

2013.06.18

こんにちは。都内の私立に通う高校一年生です。先日、将来の仕事についてのアンケート用紙が学校で配られ、かえってきたものをみると、私が一番満足できる仕事の欄に「国際機関職員」とかいてありました。国際機関職員で、理系を行かせる物はあるでしょうか?また、その場合英語もできることが有利になるため、理系の海外大学(英語圏)への進学が有利になるでしょうか。よろしくおねがいします。

先輩リケジョからの回答1 回答

もかこさん、はじめまして。

ご質問に対してそのものズバリのアドバイスではないかもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。

「理系を活かせる国際機関職員」とのことですが、日本の大学の新卒そこそこでいきなり働くというのは非常に厳しいかと思います(だからといって、海外の大学が有利とも限りませんが)。国際機関で働くにはやはり経験値がものをいうと思います。

この点からひとつの例を挙げますと、日本の会社に就職し、JICA等を通した海岸派遣があると思います。

私の会社では、JICAを通じて自社の技術系職員を派遣したり、逆にアジア圏を中心として、海外の技術研修生を定期的に受け入れています。
これらを担当する職員は希望登録制で、専門の部署に集められます。
またこのような仕事を通じて、国際機関にヘッドハンティングされる例もあるようです(決して多くはないです)。

こうした仕事はやはり国と国とのつきあいが基本になりますので、まずは中央省庁などの公的機関がより良いと思います。
さらに、何らかの専門の領域があると大きな強みになりますので、技術系職員をおすすめします。
専門の領域とは、例えば我が社の中では、水路の流れを止めることなく改修を施工する設計法、複数パターンの降雨予測から瞬時にダムや下流河川の水量等をたたき出す方法、などがあります。
技術力というと、道路や井戸を造るといったハード面をイメージされやすいですが、このような「ブレーン」も大変重要です。

若いうちから英語力をつけるのは、もちろんよいことですが、それは海外を相手にしたいのであれば当たり前のことであり、「誰でも、いつでも」力をつけることができます。
それよりかは、まずは専門的な技術力を一から人に説明できるくらい身につける方が先決でしょう。その次に、あるいは並行してそれを英語で説明する、のステップに上がるべきだと思います。

以上、長くなってしまいました。
良き考えができることを願っています。

お礼日時:

2013.06.30

ありがとうございます。
そうですよね、、、経験を積んでからしかなりにくい職種ですよね。もし私がこの職種を選ぶのであれば、「英語と並行する」方を選ぶと思います。とても参考になりました。ありがとうございました。

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