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リケジョからの質問

薬理部で研究できること?

構造式萌え
質問日:

2013.03.31

こんにちは。僕は今年から埼玉にある高校の化学科に通い始める新高一生です。
小学六年生の頃から化学に興味を持ち、将来は大学の教授などの研究職に就きたいと思っています。構造式大好き!!
特にアルカロイドなどの分析や薬物致死量の正確な解明をしたいと思っているのですが、
薬理部ではそれらの研究ができるのでしょうか?
また、研究が出来るのだとしたら何年生から出来るのでしょうか?
回答よろしくお願いします。

先輩リケジョからの回答1 回答

MmM
回答日:

2013.04.08

高校一年生でアルカロイドという言葉が出てくるなんて、ステキですね!
一応、読むひと向けに解説すると、アルカロイドに分類されるものは、モルヒネのような麻薬、身近なところではコーヒーのカフェイン、薬物としては咳止めのエフェドリンなど、非常に多様で面白いんです。
分析、となると、薬理とはちがう分析学(または有機化学)という学問分野になるかもしれませんが、例えば、より微量の麻薬を検出する方法など、実用上も魅力的な学問ですよね。
薬物致死量を知るだけとなるとルーチンワークになるのでしょうが、なぜ死ぬのか、何がどう作用するのか、なぜ多様な受容体があるのか、個人差はどこにあるのか、などなど、いまだに未知の部分が多く残されていて、魅力的な研究素材です。薬理学でもいいのですが、生理学でも薬物を使いますし、分子科学から攻めるのも可能ですのでひろく生物系、でよいかも、と。学部としては医学部、薬学部、理学部、農学部などで(それぞれ視点は違うと思うけれど)研究できると思います。研究室によりますでしょうが。

一般的には大学4年生から研究室配属になって、世界の誰も答えを知らない研究課題に取り組むわけですが、どこの大学でも、教授に直談判OKしてもらえれば「研究(の手伝い)」は可能かと。ただ、私も実は一年から生物系の研究をさせてもらっていたのですが、基礎的な勉強が足らない状態で始めたので、先生のいうとおりにひたすら手を動かしているだけの存在でした。運動と同じで脳みその基礎トレーニングがまず、(作業の目的や背景を理解し、深めるためには)ダイジだったなー、とも。
高校時代の勉強はそのまま将来に役立つと思うので、幅広く、しっかり学ぶことで基礎固めをするとよいと思います。化学、構造式が好きで、ということでしたら、化学系に進むことになりそうですし、とすると物理も数学も関わってくると思います。
活躍期待しています!頑張ってくださいね。
お礼日時:

2013.04.14

お礼が遅くなってごめんなさい。学部の説明が細かくわかりやすいです!!
一般的に四年生から研究出来るんですね。楽しみです!
ちゃんと高校でしっかり勉強したいと思います。
座学だけではなく機器の操作などもしっかり身に着けておきたいです。
回答ありがとうございました。

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