こんにちは。
わたしは農学部から他大の生命科学研究科に進学しました。
周りには農学部や理学部化学科、工専からきた子など
他学部から進学してきた子も多かったです。
院から他学部に移ることは学部の勉強をしっかりやっていれば、
必ずしも難しいことではないと思います。
もちろん、いままで学部からあがってきた子に比べて専門知識の違いはあるでしょうが、
他学部の子たちもみんながんばって新しい知識を吸収していましたよ。

ちなみに、おせっかいかもしれませんが大学院を受験する場合は
必ず自分の行きたい研究室の先生にメールなどでコンタクトをとって
見学に行くなどしましょう。
研究内容を詳しく聞くのはもちろん、研究室によって定員以上の受験者がいるかどうか教えてもらえたり、過去問をもらえたりする場合もあります。

努力次第で道はいくらでも開けると思います。がんばって！

こんにちは。
私は、大学が薬学部で、大学院から他に移りました。
きぃなさんとは逆の立場ですが、薬学部に在籍していた経験も踏まえてお答えします。

まず、大学院から薬学に移りたいのは「製薬企業に就職したいから」だけですか？
それなら、もしかしたら農学部のままでも大丈夫かもしれません。
製薬企業は薬学系のみならず、理学系、農学系からも採用すると聞きます。
また、大学院から別のところに行くと、就職活動の時にほとんど毎回
「なぜ大学院を変えたのですか？」と聞かれます。きちんと答えを持っていてくださいね。

では1つめから。院から他学部に移ることは、どれくらい難しいことなのか。
これは、どの大学院を受験するかによって違うので、一概には何とも言えません。
私が在籍していた大学（私立の薬科大です）では、他大学から来る人はごく少数だったように思います。
逆に、他大学の薬学研究科に進んだ同期は何人かいました。国公立が多いです。
もちろん、受験する大学院のレベルや研究室の教授の考えにもよりますが
国公立の方がより門戸が開かれているのかもしれません。

余談ですが、私は薬学研究科ではなく理学系の研究科に在籍していますが薬の研究をしています。
今いるところは、「大学院大学」と言って大学院のみの学部です。
なので、全員が違う大学出身です。
大学院大学は「外から来た人は少数派」という扱いを受けないのがメリットの1つです。
薬学研究科で大学院大学は私は聞いたことがありませんが、
理学系など薬学でないところでも薬の研究をしているところはある、ということも
心に留めておくといいかもしれません。

本題に戻ります。
もし、行きたい研究室が決まっていたり、興味ある研究室があるのなら
その研究室の教授とコンタクトを取ってみるといいと思います。
私は、大学院は別のところに行こう、と決めた時から
研究室の訪問を始めました。（オープンキャンパスも個別訪問も行きました）
個別訪問させていただいた研究室で、
研究室見学をさせてもらったり、研究室の学生さんと話をさせていただいたりしました。
教授とコンタクトを取ってみることで、
薬物動態の勉強をしていないのならば難色を示されてしまう場合もあるかもしれませんし、
逆にこれからどういう勉強をしたらその研究室に行けるのか、アドバイスをくれるかもしれません。
自分から色々動いて情報収集することが大事です。

次に、周りについていけるかどうか。これは、きぃなさんの努力次第です。
農学部で薬物動態の勉強する機会があるのか分かりませんが、
出来ることを今からやっておいたらいいと思います。
ADMEなどの基礎知識が書いてある本を読んでみるとか。
薬学部出身の人は、化学・生物・物理とかなり幅広く勉強してきています。
大学院入試の科目に、自分が勉強していない科目が入っているかもしれませんから
受験する大学院が決まったら、早めにチェックしておいてくださいね。

大学院を変えるということは、そのまま上に進学することと比べて
大変なこともたくさんありますが、
新しい世界を見れる、大きな大きなチャンスを自分の手で掴むことでもあると思います。
私は今の大学院に決めるまで、自分の大学を含め色々な研究室を見て
「こんなに面白い研究をしているところがあるんだ！」とワクワクしたことを覚えてます。
大学の友達と離れ違う大学院に飛び込んでみて、初めて知ったこともたくさんありました。
「なぜ自分は薬学研究科に進学したいのか」をしっかり考えて
悔いのない大学院選びをしてくださいね。
応援しています！