リケジョからの質問
悩んでます…

さやp
質問日:
2013.01.06
こんにちは。私は和歌山県の学校に通っている高校二年生です。
私は、前々から医師という仕事に興味があり、医学部に進みたい気持ちを持っていました。しかし、医学部に入ってから、医師になってからもものすごく勉強しなければならず、女子だと出産のブランクなどもあるというのを聞き、本当に医師に進むべきか考えるようになりました。
医師という職業に憧れは抱くものの、憧れだけではやっていけない世界であるということもわかっています。
小さい頃からピアノを習っていて、最近は、大学にいってからもピアノをしたいと思っています。
医学部以外にいってピアノをすることも考えました。(神戸大学の発達科学でピアノが学べることに興味があります)
そこで、神戸大学の発達科学のことを知っている人や、医学部でピアノも頑張っている人などがいましたら、なんでも良いので教えてください。
私は、前々から医師という仕事に興味があり、医学部に進みたい気持ちを持っていました。しかし、医学部に入ってから、医師になってからもものすごく勉強しなければならず、女子だと出産のブランクなどもあるというのを聞き、本当に医師に進むべきか考えるようになりました。
医師という職業に憧れは抱くものの、憧れだけではやっていけない世界であるということもわかっています。
小さい頃からピアノを習っていて、最近は、大学にいってからもピアノをしたいと思っています。
医学部以外にいってピアノをすることも考えました。(神戸大学の発達科学でピアノが学べることに興味があります)
そこで、神戸大学の発達科学のことを知っている人や、医学部でピアノも頑張っている人などがいましたら、なんでも良いので教えてください。
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先輩リケジョからの回答1 回答
sayahakase(医学研究,山梨大学大学院人間環境医工学専攻卒)
回答日:
2013.01.07
こんにちは。
少し参考になればとおもいまして,私の体験をお話ししますね。
確かに医師は常に勉強の必要な職業かもしれませんが,まず,どんな職業でも常に勉強してゆくことは必要なんです。大学を出たら勉強はおしまい,ではないということを覚えておいてください。
また,私は医師ではないですが,病院で研究をしたりしています。身の回りに女性の医師がたくさんいますが,彼女たちのほとんどが結婚して子どもを生んで,また同じ職場で続けて仕事をしています。3人も子どもを育ててる方もいますよ。それに,極端な話ですが,私の知人には医師でシングルマザーの方もいます。それを考えると女子だの出産だので医師が難しいというのは非常に古い考え方です。
ちなみに,わたしも研究者ですが1歳になる子どもがいます。私の場合は少々特殊ですが,研究で海外にいたときに妊娠出産しました。この経験からも子育てと仕事はまるっと両立するのは本人の気合次第,ということがわかります。
ピアノについてですが,私も小学生の時から高校生の時までピアノを習っていて,一時は音大に進学も考えていました。その時にピアノの先生から言われたことを教えましょう。私はその時すでに理系選択していましたが,やっぱり文系や音大の専攻も頭から離れずに悩んでいました。そのとき,先生にこういわれました。
「音楽を専攻すると,課題に追われる。そうすると必然的に大学にいる間は自分の好きな曲を弾く暇はまずなかった。そうするとよっぽどの決意が無い限りピアノを弾くのが嫌いになってしまうことが多い。そうならないためにはピアノは趣味でやってゆく,というのも一つの手」ということです。
医師もそうですがそれ以上にピアノを大学でやるということは決意が必要だと思います。考えてみてください。医師免許を取ればほぼ就職できます。職にありつける可能性は高いです。でも,ピアノで職を得られるのは?と考えればすぐわかりますね。音楽を専攻して音楽で食べてゆける確率は医師よりもはるかに低いんです。
なので,もし大学でピアノを専攻するとすると相当の決意が必要です。また,決意だけでなく運もそうとうついていないといけないでしょう。
私は,先生のその言葉をきいて,音大はあきらめて,音楽は趣味でやってゆくことを決めて理系進学しました。大学の間は軽音楽部に入ってたくさんのライブハウスでそれは数えきれないほどライブをしたり,たくさんの良い仲間たちに恵まれました。(ちなみに私の旦那さんは同じ軽音楽部でした)趣味で,音楽を続けていてよかったと思います。
一つの考え方として参考になれば,と思います。
最良の選択をなさってくださいね。
少し参考になればとおもいまして,私の体験をお話ししますね。
確かに医師は常に勉強の必要な職業かもしれませんが,まず,どんな職業でも常に勉強してゆくことは必要なんです。大学を出たら勉強はおしまい,ではないということを覚えておいてください。
また,私は医師ではないですが,病院で研究をしたりしています。身の回りに女性の医師がたくさんいますが,彼女たちのほとんどが結婚して子どもを生んで,また同じ職場で続けて仕事をしています。3人も子どもを育ててる方もいますよ。それに,極端な話ですが,私の知人には医師でシングルマザーの方もいます。それを考えると女子だの出産だので医師が難しいというのは非常に古い考え方です。
ちなみに,わたしも研究者ですが1歳になる子どもがいます。私の場合は少々特殊ですが,研究で海外にいたときに妊娠出産しました。この経験からも子育てと仕事はまるっと両立するのは本人の気合次第,ということがわかります。
ピアノについてですが,私も小学生の時から高校生の時までピアノを習っていて,一時は音大に進学も考えていました。その時にピアノの先生から言われたことを教えましょう。私はその時すでに理系選択していましたが,やっぱり文系や音大の専攻も頭から離れずに悩んでいました。そのとき,先生にこういわれました。
「音楽を専攻すると,課題に追われる。そうすると必然的に大学にいる間は自分の好きな曲を弾く暇はまずなかった。そうするとよっぽどの決意が無い限りピアノを弾くのが嫌いになってしまうことが多い。そうならないためにはピアノは趣味でやってゆく,というのも一つの手」ということです。
医師もそうですがそれ以上にピアノを大学でやるということは決意が必要だと思います。考えてみてください。医師免許を取ればほぼ就職できます。職にありつける可能性は高いです。でも,ピアノで職を得られるのは?と考えればすぐわかりますね。音楽を専攻して音楽で食べてゆける確率は医師よりもはるかに低いんです。
なので,もし大学でピアノを専攻するとすると相当の決意が必要です。また,決意だけでなく運もそうとうついていないといけないでしょう。
私は,先生のその言葉をきいて,音大はあきらめて,音楽は趣味でやってゆくことを決めて理系進学しました。大学の間は軽音楽部に入ってたくさんのライブハウスでそれは数えきれないほどライブをしたり,たくさんの良い仲間たちに恵まれました。(ちなみに私の旦那さんは同じ軽音楽部でした)趣味で,音楽を続けていてよかったと思います。
一つの考え方として参考になれば,と思います。
最良の選択をなさってくださいね。
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