リケジョからの質問
進路が決まりません

大阪太郎
質問日:
2012.12.31
理系の高校2年です。
私は化学に興味があり、大手じゃなくてもいいので
化粧品会社に勤めたいです。
ただどの大学に行けばいいのか分かりません。
というよりは自分に自信がなく、
この大学がいいなーと思い偏差値が高いと
無理だと思ってしまいます。
私の学校は、中堅で一応進学校という感じです。
皆さんはどのように志望校を決められるのでしょうか。
私は化学に興味があり、大手じゃなくてもいいので
化粧品会社に勤めたいです。
ただどの大学に行けばいいのか分かりません。
というよりは自分に自信がなく、
この大学がいいなーと思い偏差値が高いと
無理だと思ってしまいます。
私の学校は、中堅で一応進学校という感じです。
皆さんはどのように志望校を決められるのでしょうか。
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先輩リケジョからの回答1 回答
苺(お茶の水女子大学理学部物理学科卒)
回答日:
2013.01.08
こんにちは!
「偏差値が高いと無理だと思ってしまう」という気持ちは、ごく自然なことだと思います。
ただ、自分の実力も、ある程度把握した上でのことです。それを知らずに「なんとなく」気おくれしてしまうとか遠ざけてしまうのだとしたら、その判断はまだ早いかも知れないし、場合によっては、もったいない事をしているかも知れません。得意科目と苦手科目をうまく組み合わせれば、偏差値が高くても自分に有利な受験に持っていけるかも知れませんし。
私の場合、以下の条件を行ったり来たりしながら決めたように記憶しています。
①自宅から通えること。総合大学(理系だけでなくて文系の学部学科もある大学)であること。
②高校の時点ではあまり「この仕事がしたい」とか決められなかったので、好きな学問を学べること。物理、応用物理、電気電子工学、これらに関係する学部学科。
③受験科目が自分に有利なこと。具体的には、物理・数学・英語で、勝負がつけられそう(苦手科目をカバーできそう)な受験科目である大学。
④客観的に偏差値で見ても自分の実力で現実的な範囲であること。
自宅が首都圏でしたので①②はそれなりに候補が上がりますが、③の「受験科目」である程度絞られ、最後は結局④の「偏差値合わせ」になっていきます。
自分の実力は、学外の模擬テスト、自分の学校のレベルと自分の学内のレベルから推測、推定偏差値を出してくれるような問題集で測る、各大学の過去問との相性、などで、その時その時なりに把握していたように思います。
で、第一希望は高3の9月頃に決めましたが、それ以外は願書を出すぎりぎり(12月)に決めました。
今思うと、③が一貫していたことが、学校の最終チョイス自体は比較的遅くまで優柔不断でいられた要因だったような気もします。
逆に「なんとなく、この学校に行ってみたい」とか「この学校の雰囲気にあこがれる」とか「有名な大学でないと、いやだ」・・・と言ったような、イメージによるチョイスは、ありませんでした。
これは単に私の性格によるものだと思います。とっかかりは、これでも良いと思います。
少しづつ、客観的な条件を用意して、自分の状況と照らし合わせて行くと良いと思いますよ。
その上で「こんな高い偏差値の大学は、諦めておこう」とするのも、1つの賢明な選択だし、「この時期まで、と決めて、もう少し頑張ってみよう」とするのももちろん、意味あることだと思います。
「偏差値が高いと無理だと思ってしまう」という気持ちは、ごく自然なことだと思います。
ただ、自分の実力も、ある程度把握した上でのことです。それを知らずに「なんとなく」気おくれしてしまうとか遠ざけてしまうのだとしたら、その判断はまだ早いかも知れないし、場合によっては、もったいない事をしているかも知れません。得意科目と苦手科目をうまく組み合わせれば、偏差値が高くても自分に有利な受験に持っていけるかも知れませんし。
私の場合、以下の条件を行ったり来たりしながら決めたように記憶しています。
①自宅から通えること。総合大学(理系だけでなくて文系の学部学科もある大学)であること。
②高校の時点ではあまり「この仕事がしたい」とか決められなかったので、好きな学問を学べること。物理、応用物理、電気電子工学、これらに関係する学部学科。
③受験科目が自分に有利なこと。具体的には、物理・数学・英語で、勝負がつけられそう(苦手科目をカバーできそう)な受験科目である大学。
④客観的に偏差値で見ても自分の実力で現実的な範囲であること。
自宅が首都圏でしたので①②はそれなりに候補が上がりますが、③の「受験科目」である程度絞られ、最後は結局④の「偏差値合わせ」になっていきます。
自分の実力は、学外の模擬テスト、自分の学校のレベルと自分の学内のレベルから推測、推定偏差値を出してくれるような問題集で測る、各大学の過去問との相性、などで、その時その時なりに把握していたように思います。
で、第一希望は高3の9月頃に決めましたが、それ以外は願書を出すぎりぎり(12月)に決めました。
今思うと、③が一貫していたことが、学校の最終チョイス自体は比較的遅くまで優柔不断でいられた要因だったような気もします。
逆に「なんとなく、この学校に行ってみたい」とか「この学校の雰囲気にあこがれる」とか「有名な大学でないと、いやだ」・・・と言ったような、イメージによるチョイスは、ありませんでした。
これは単に私の性格によるものだと思います。とっかかりは、これでも良いと思います。
少しづつ、客観的な条件を用意して、自分の状況と照らし合わせて行くと良いと思いますよ。
その上で「こんな高い偏差値の大学は、諦めておこう」とするのも、1つの賢明な選択だし、「この時期まで、と決めて、もう少し頑張ってみよう」とするのももちろん、意味あることだと思います。
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