リケジョからの質問
弁理士について

snooopy
質問日:
2012.12.27
こんにちは。国立大・工学部(材料)学部2年です。
いま弁理士に興味があるのですが、進路として、
①院進学・企業就職を経て資格取得
②国家総合職として特許庁などに勤めてから取得
③学部・院在学中に専門学校で学習後、取得
どれが良いのか気になっています。
①では、M2まで進んで弁理士試験一部免除の権利を得ること、
②では、4年またはM2でまずは公務員試験を受けることが考えられるのかと思います。
③は実務が伴わないので非現実的だと思います。
正直、弁理士に興味はありますが、公務員として働く中で別に興味を見つけることができる可能性もあると思っています。仮に、公務員試験対策をするならば、生協の公務員講座を3年春から受講、または同時期から独学したいです。
また、公務員試験と院試対策は両立できるものなのでしょうか。
宜しければ、同じような悩みを持っていた方、弁理士や国家総合職の方など、お話を聞かせて頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。
いま弁理士に興味があるのですが、進路として、
①院進学・企業就職を経て資格取得
②国家総合職として特許庁などに勤めてから取得
③学部・院在学中に専門学校で学習後、取得
どれが良いのか気になっています。
①では、M2まで進んで弁理士試験一部免除の権利を得ること、
②では、4年またはM2でまずは公務員試験を受けることが考えられるのかと思います。
③は実務が伴わないので非現実的だと思います。
正直、弁理士に興味はありますが、公務員として働く中で別に興味を見つけることができる可能性もあると思っています。仮に、公務員試験対策をするならば、生協の公務員講座を3年春から受講、または同時期から独学したいです。
また、公務員試験と院試対策は両立できるものなのでしょうか。
宜しければ、同じような悩みを持っていた方、弁理士や国家総合職の方など、お話を聞かせて頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。
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先輩リケジョからの回答1 回答
あずき(早稲田大学大学院(物理専攻)卒、サービス業)
回答日:
2013.01.08
snooopyさん
こんにちは! あずきと申します。
回答が遅くなりすみません。
弁理士の女性は全国的にも1000人くらいしかいないので、先輩リケジョの中にいらっしゃらないのではないでしょうか。差し出がましいとは思いましたが、数名知り合いに弁理士がいますので、回答させていただきます。
私の知っている弁理士の方は、女性も男性もみなさん就職してしばらくしてから、働きながら専門学校に通ったりしながら、弁理士になったという人ばかりです。メーカー勤務の人が多いです。所属していたメーカーを辞めて特許事務所に転職した人もいますし、メーカーで弁理士として活躍している人、弁理士の資格を持ちながら他の業務をしている人など様々です。また、数名の人は、何年か勉強したものの、弁理士になるのをあきらめた人もいました。仕事をしながら弁理士の勉強をするというのは並大抵ではないようです。
弁理士さんの情報をみてみると、20代はわずかです。30~40歳以降の人が多いので、やはり私の知人のようなタイプの方が多いのではないでしょうか。
弁理士年齢分布
http://www.jpaa.or.jp/about_us/information/pdf/kaiinbunpu.pdf
また、受験回数も平均4.22回となっていますので、なかなか在学中に受かるというのも厳しいような気もします。
弁理士受験状況
http://www.jpaa.or.jp/consultation/patent_agent/become.html
ここは、まったく個人的な考えですが、社会人として特許の企業としての意味や社会・国家としての意味などを、机上の勉強だけではなくて、体感してから弁理士さんになるのがいいのではないかと思います。弁理士さんは単に特許を管理するという業務だけではなくて、特許をどう戦略的に使っていくのかということまで考える必要があると思います。そういう意味でも社会人経験が必要なんじゃないのかなとちょっと思います。
国家公務員受験に合格するのと、働きながら弁理士に合格するのがどちらが大変かは判断がつかないのですが、snooopyさんが、弁理士として何をしたいかではないかと思います。国家公務員ではやはり、国家的に特許について審査する側だったり、政策的なことが仕事の中心になるでしょうし、特許事務所では個別の特許管理や企業のコンサルタントという業務になるのではないでしょうか。どちらの業務に魅力があるでしょうか。資格は資格ではありますが、自分がどんな仕事をしたいかを中心に、考えたらいいような気がします。
いずれにせよ、難関だとは思いますががんばってくださいね!
こんにちは! あずきと申します。
回答が遅くなりすみません。
弁理士の女性は全国的にも1000人くらいしかいないので、先輩リケジョの中にいらっしゃらないのではないでしょうか。差し出がましいとは思いましたが、数名知り合いに弁理士がいますので、回答させていただきます。
私の知っている弁理士の方は、女性も男性もみなさん就職してしばらくしてから、働きながら専門学校に通ったりしながら、弁理士になったという人ばかりです。メーカー勤務の人が多いです。所属していたメーカーを辞めて特許事務所に転職した人もいますし、メーカーで弁理士として活躍している人、弁理士の資格を持ちながら他の業務をしている人など様々です。また、数名の人は、何年か勉強したものの、弁理士になるのをあきらめた人もいました。仕事をしながら弁理士の勉強をするというのは並大抵ではないようです。
弁理士さんの情報をみてみると、20代はわずかです。30~40歳以降の人が多いので、やはり私の知人のようなタイプの方が多いのではないでしょうか。
弁理士年齢分布
http://www.jpaa.or.jp/about_us/information/pdf/kaiinbunpu.pdf
また、受験回数も平均4.22回となっていますので、なかなか在学中に受かるというのも厳しいような気もします。
弁理士受験状況
http://www.jpaa.or.jp/consultation/patent_agent/become.html
ここは、まったく個人的な考えですが、社会人として特許の企業としての意味や社会・国家としての意味などを、机上の勉強だけではなくて、体感してから弁理士さんになるのがいいのではないかと思います。弁理士さんは単に特許を管理するという業務だけではなくて、特許をどう戦略的に使っていくのかということまで考える必要があると思います。そういう意味でも社会人経験が必要なんじゃないのかなとちょっと思います。
国家公務員受験に合格するのと、働きながら弁理士に合格するのがどちらが大変かは判断がつかないのですが、snooopyさんが、弁理士として何をしたいかではないかと思います。国家公務員ではやはり、国家的に特許について審査する側だったり、政策的なことが仕事の中心になるでしょうし、特許事務所では個別の特許管理や企業のコンサルタントという業務になるのではないでしょうか。どちらの業務に魅力があるでしょうか。資格は資格ではありますが、自分がどんな仕事をしたいかを中心に、考えたらいいような気がします。
いずれにせよ、難関だとは思いますががんばってくださいね!
お礼日時:
2013.01.30
あずきさん
ご丁寧にご回答ありがとうございました!お礼が遅れてしまい申し訳ありません。
弁理士という仕事について理解が少なく、どうしたら良いか悩んでいたため、あずきさんのアドバイスのおかげでとても心強く感じました。
これから、自分の進路が満足するものになるように、まずは日々の勉強を、そして様々な情報収集に励んでゆきたいと思います。
本当にありがとうございました!
ご丁寧にご回答ありがとうございました!お礼が遅れてしまい申し訳ありません。
弁理士という仕事について理解が少なく、どうしたら良いか悩んでいたため、あずきさんのアドバイスのおかげでとても心強く感じました。
これから、自分の進路が満足するものになるように、まずは日々の勉強を、そして様々な情報収集に励んでゆきたいと思います。
本当にありがとうございました!
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