リケジョからの質問
国内大学か海外大学か

にら
質問日:
2012.11.11
こんにちは、私は私立高校に通う2年生です!
学校のカリキュラム上、年内に進路をある程度決定せねばならず、今とても考えています。
そこで、海外大学との提携があり学内選考試験を受けて進学できる制度があるのですが国内大学と海外大学はどちらがいいのでしょうか?
就職する地域は限定して考えていません。むしろ国内にしても1年留学はしたいと思ってますし、英語を仕事で使えるレベルまでにしたいと思っています。
大学では建築学か経済学(金融)を学びたいと思っています。
また建築学を学ぶとしたら大学院卒でないとほぼ意味がないですよね、
そうすると、教養・語学学習期間1年+学部での勉強4年+大学院2年 と
国内文系学部卒に比べると3年多いのですが、就職では問題ないでしょうか?
また海外は専門性を強く問われるため、建築学を選考すると経済との連携よりもデザイン・芸術色が強くなりますか?
いくつか質問がありすいません、回答よろしくお願いします゚(゚´Д`゚)゚
学校のカリキュラム上、年内に進路をある程度決定せねばならず、今とても考えています。
そこで、海外大学との提携があり学内選考試験を受けて進学できる制度があるのですが国内大学と海外大学はどちらがいいのでしょうか?
就職する地域は限定して考えていません。むしろ国内にしても1年留学はしたいと思ってますし、英語を仕事で使えるレベルまでにしたいと思っています。
大学では建築学か経済学(金融)を学びたいと思っています。
また建築学を学ぶとしたら大学院卒でないとほぼ意味がないですよね、
そうすると、教養・語学学習期間1年+学部での勉強4年+大学院2年 と
国内文系学部卒に比べると3年多いのですが、就職では問題ないでしょうか?
また海外は専門性を強く問われるため、建築学を選考すると経済との連携よりもデザイン・芸術色が強くなりますか?
いくつか質問がありすいません、回答よろしくお願いします゚(゚´Д`゚)゚
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先輩リケジョからの回答1 回答
苺(お茶の水女子大学理学部物理学科卒)
回答日:
2012.11.29
こんにちは!
私は留学経験がないので、友人とか仕事の知り合いのケースとかを思い浮かべて書いてみますね。
にらさんに意欲があり、経済的にも可能で、海外の大学で学べる英語力があるのなら、外国の大学に行くことは人生においてまたとない良い経験になることと思います。(これは、海外の大学が日本の大学より優れている、という意味ではありません。若いうちにどっぷり外国経験することは本当に貴重だ!という意味です。)
そこで、経済面と英語力。まずは現実的なところで、これらを確認してみましょう。
経済面は、もちろんご家族と相談になりますが、国や大学によって費用は大きく変わります。海外では日本人の大学生はバイトができないところも少なくありません。
今は無料の留学アドバイスをしてくれる会社があるので、情報収集に利用してみてはどうでしょうか。思い立ったが吉日!です。
英語力は、TOEICやTOEFLを受けてみましょう。バリバリに出来る必要はありませんが、日本の英語教育を受け、受験英語で高得点を取れる程度の英語力では大学での英語の授業はツライと思います。最低限の実践的な英語力がないと授業に着いて行くのは、特に最初が厳しそう。
日本の大学に行って英語力を身に付ける場合も同様で、1年留学したくらいでは実践的な英語力を維持するのは困難です。
大学(院)時代を通じて英語力を磨く努力を怠らず続けてやっと、「日常会話がOKなレベル」といったところかと思います。時間もお金もかかります。
ただ、やって出来ないことではありません。と言うか、留学するくらいの気持ちがあるのなら、是非日本にいても、努力は続けて欲しいです!
就職に関しては、大学院を出ている方が有利か不利か、は、その時その時のブームもあったりして一概に言えません。分野でも傾向が異なりますし。
ただ、建築のようなデザイン系は実力重視と言えるので(メーカーでエンジニアを大量採用するなら、若い方が良い!とかと違う、という意味です)、にらさんが、「深く学ぶために大学院に行く」「英語の勉強のために留学をする」という目的意識のもと過ごす大学+大学院時代は、就職の際には他の人と比べて良い方の差別化になるのではないでしょうか。いかに個性的な実力を身につけるか(建築関係のバイトをしてみるとか)、それをアピールできるか、がキーだと思います。
あと、これは聞きかじりになってしまうのですが、海外ではデザイン・芸術色が強くなるか?の質問については、その通りのようです。
たとえば、建築に関する法務とか経営とかとの学問的な連携は日本の大学の方が強いそうです。
でも言い換えると、デザインのセンスとかを磨くのなら、日本より外国の方がダンゼン(?)優れているって事のようです。
なんとなく、納得できちゃうような気も…?
少しでも参考になれば幸いです。
私は留学経験がないので、友人とか仕事の知り合いのケースとかを思い浮かべて書いてみますね。
にらさんに意欲があり、経済的にも可能で、海外の大学で学べる英語力があるのなら、外国の大学に行くことは人生においてまたとない良い経験になることと思います。(これは、海外の大学が日本の大学より優れている、という意味ではありません。若いうちにどっぷり外国経験することは本当に貴重だ!という意味です。)
そこで、経済面と英語力。まずは現実的なところで、これらを確認してみましょう。
経済面は、もちろんご家族と相談になりますが、国や大学によって費用は大きく変わります。海外では日本人の大学生はバイトができないところも少なくありません。
今は無料の留学アドバイスをしてくれる会社があるので、情報収集に利用してみてはどうでしょうか。思い立ったが吉日!です。
英語力は、TOEICやTOEFLを受けてみましょう。バリバリに出来る必要はありませんが、日本の英語教育を受け、受験英語で高得点を取れる程度の英語力では大学での英語の授業はツライと思います。最低限の実践的な英語力がないと授業に着いて行くのは、特に最初が厳しそう。
日本の大学に行って英語力を身に付ける場合も同様で、1年留学したくらいでは実践的な英語力を維持するのは困難です。
大学(院)時代を通じて英語力を磨く努力を怠らず続けてやっと、「日常会話がOKなレベル」といったところかと思います。時間もお金もかかります。
ただ、やって出来ないことではありません。と言うか、留学するくらいの気持ちがあるのなら、是非日本にいても、努力は続けて欲しいです!
就職に関しては、大学院を出ている方が有利か不利か、は、その時その時のブームもあったりして一概に言えません。分野でも傾向が異なりますし。
ただ、建築のようなデザイン系は実力重視と言えるので(メーカーでエンジニアを大量採用するなら、若い方が良い!とかと違う、という意味です)、にらさんが、「深く学ぶために大学院に行く」「英語の勉強のために留学をする」という目的意識のもと過ごす大学+大学院時代は、就職の際には他の人と比べて良い方の差別化になるのではないでしょうか。いかに個性的な実力を身につけるか(建築関係のバイトをしてみるとか)、それをアピールできるか、がキーだと思います。
あと、これは聞きかじりになってしまうのですが、海外ではデザイン・芸術色が強くなるか?の質問については、その通りのようです。
たとえば、建築に関する法務とか経営とかとの学問的な連携は日本の大学の方が強いそうです。
でも言い換えると、デザインのセンスとかを磨くのなら、日本より外国の方がダンゼン(?)優れているって事のようです。
なんとなく、納得できちゃうような気も…?
少しでも参考になれば幸いです。
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