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リケジョからの質問

大学では歴史都市防災や都市計画について学びたいと思いますが。

のりぴー
質問日:

2012.10.21

志望理由書を書く上で疑問に思ったので質問します。

私は立命館大学の、都市システム工学科に行きたいです。


歴史都市防災研究室に入りたいなと考えています。
その理由は、歴史的建造物を守りたいと思ったからです。

それと、歴史的建造物と現代建物の景観のバランス?のようなものを学びたいです
この事は"都市計画"という学びにもにもつながりますか?


テーマは文化遺産の防災について書いているのですが、将来、防災だけでなく、文化遺産を考えたまちづくりについてやりたいので、この二つを会わせて書いていいのかどうか分からないのです。

先輩リケジョからの回答1 回答

こんにちは!

結論からいうと、のりぴーさんのご理解で良いと思います。
つまり、防災と景観というのは、セットで考えられるものだ、ということです。
私がそう思った理由は、のりぴーさんももうご覧になったかも知れませんが、立命館大学のホームページと、「都市計画」の説明に、以下のような文を見つけたからです。

--- ここから

http://www.ritsumei.ac.jp/se/rv/ce/introduction.html
1.サステイナビリティ
今、社会を取り巻く環境を考えた場合、人類がこれまでの生活をはたして持続できるのか、危ぶむ声も出てきています。
持続可能な状態(サステイナビリティ)を実現するためには、都市システムの十分な理解が不可欠です。
現代の都市に対しては、安全性や利便性に加え、生活との親和性や伝統的な地域性など、新しい価値観の創出が要求されています。
さらに、自然災害対策や構造物の老朽化対策など課題が山積しており、これらを如何に実現するかが持続可能な社会への鍵となっています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%B8%82%E8%A8%88%E7%94%BB
都市計画(としけいかく、英語: urban planning, city planning)とは、「都市の健全な発展と秩序ある整備を図る」、「劣悪な居住環境からくる国民の健康問題を守る」、「都市景観を良くし、守る」などの必要から、土地利用のあり方、都市施設(道路・公園等)の整備、
市街地開発について計画を策定し、その実現を図ることであるといえる

--- ここまで

普通に考えても、歴史都市といった世界的に守らねばいけない文化が豊富な場所にとっては、安全性と文化性の両立は重要課題ですよね。
ただ、求められるスキルは少し別なところがあるのかなとは思います。
「景観」となると芸術的な視点が必須だと思うので。

私は京都・奈良が大好きなので良く訪問するのですが、世界遺産の保存と京都駅のような近代的なデザインの両立など、本当に難しい行政と技術と芸術のコラボレーションだろうし、住民の皆さんの地元への愛情やプライドも並々ならぬももなのだろうなと、いつも感心させられています。

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