リケジョからの質問
生活習慣

らあ
質問日:
2012.09.01
公立高校に通う理系の2年です。わたしの学校では平日3時間勉強しなくてはいけません。いつも頑張って3時間しようと思っても家に帰るとすぐ寝てしまいます。そうした生活を続けて1年半が経とうとしています。私には一体何が足りなくてそうなっちゃうんでしょうか。
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先輩リケジョからの回答1 回答
苺(お茶の水女子大学理学部物理学科卒)
回答日:
2012.09.05
こんにちは!
私の息子の高校の先生も、一日3時間勉強するように1年生の頃から言っておられました。生徒本人にも言うし、父兄会などで我々親にも言う、という感じです。
で、うちの息子はと言うと、部活があったせいもあるし、遅くに帰宅しても録画しておいたTVをぱぱっと見たり携帯でごもごも友人とやりとりしたりて、お風呂入ってとっとと寝てしまう、など、3時間なんて勉強していなかったと断言できます(苦笑)。
本人は部活にも友人関係にもある程度満足をしていたようで、そこをどうこうするような(たとえば部活を辞めようか、とか)悩みを持つような事は一切、ないようでした。
ただ、勉強に関しては、高1のころから、かなり焦っているのも、親の目から見て、わかりました。
小手先のテスト勉強をしても真の実力がつくわけが無いことも自覚していたし、とは言え、先生の仰るような「隙間時間で勉強をする」とか「寝る時間を削って(夜更かしするとか早朝勉強するなど)勉強する」ような、ガッツとか意志の強さとかが自分に無いことも自覚しているようでした。
息子の口からは「帰宅部でない限り、一日3時間なんて勉強できない」と、親の私には半ば開き直ったような言い訳をしていました。
私自身は、高校生の息子に今更「勉強しなさい」と言っても効き目がないことはわかっていたし、部活を一生懸命やっている息子を見るのは嬉しかったので、本人の意思に任せていました。
で、今、彼は高3で、さすがに前よりは勉強していますが、行きたい大学に行けるのか、は、???です。
でも私としては本人の納得度が重要であって、別段、偏差値の高い大学に行って欲しいとも思ってもいません。
たとえ第2希望の大学に決まったとしても、そこから先の人生を悲観することなく有意義にする力や思いが彼にあれば、ぜんぜん良いのではないかと思います。
もちろん本人にはそんな事は言わず、まずは第一志望に合格すべく、今までの分も取り返す努力をして欲しいと思いますが。(その経験だけでも、無いよりはあった方が良いので。)
長くなってしまいましたが、うちの息子の例を出すのは大変恐縮ではあるのですが、思うに、
・ らあさんは、別に何が欠けているとかではなくて、どこにでもいる普通の高校生で、「勉強しなくてはいけないとわかっているけど、できない」といった焦りとか矛盾を感じるのも、正常な危機感である。
・ それなりに楽しく高校生活を送っていて、部活なり友人関係なりに時間を割いていたら、少なくとも1年2年の間は、3時間の勉強時間を確保するのは、物理的になかなか困難。
・ 毎日3時間勉強すること(だけ)が、全体的に見て効率的な勉強方法かは、多少の疑問あり。集中して効率を上げる方法も、あるはず。
・ 「3時間」と言う勉強の長さにこだわるのではなく「隙間時間勉強(お風呂とか通学時間も勉強に活用するなど)」など、勉強の方法とか習慣に目を向けるのも、やらないよりは、やった方が良い。
・ せめて学校にいる時の授業は、集中して聞くようにする。学校での授業の理解ができているのとそうでないのとでは、自宅学習の進捗に天地の差があると思う。
・・・など、思いました。
と言うことで、「何が欠けているのだろう?」と言う答えを探すのではなくて、「3時間は無理でも、先週よりは今週は、数学でちょっと効率的な勉強のしかた、発見した!」とか「英語の1分間Readingを3日続けることができた!」など、自分にできる最善のことをして、前に進むこと(少なくとも後退しないこと)を実行してはどうでしょう?
先生が「3時間」と仰るのは、やはり生徒が大事で、行きたい大学に行って欲しい、好きな学問をどんどん身につけて欲しい、と言う思いがあってのことです。
「いきなり3時間は難しいけど、ちょっとした勉強の工夫があったら教えてください」とお願いすれば、どの教科の先生も相談に乗ってくださると思いますよ。
納得の行く高校生活を送ってくださいね!
私の息子の高校の先生も、一日3時間勉強するように1年生の頃から言っておられました。生徒本人にも言うし、父兄会などで我々親にも言う、という感じです。
で、うちの息子はと言うと、部活があったせいもあるし、遅くに帰宅しても録画しておいたTVをぱぱっと見たり携帯でごもごも友人とやりとりしたりて、お風呂入ってとっとと寝てしまう、など、3時間なんて勉強していなかったと断言できます(苦笑)。
本人は部活にも友人関係にもある程度満足をしていたようで、そこをどうこうするような(たとえば部活を辞めようか、とか)悩みを持つような事は一切、ないようでした。
ただ、勉強に関しては、高1のころから、かなり焦っているのも、親の目から見て、わかりました。
小手先のテスト勉強をしても真の実力がつくわけが無いことも自覚していたし、とは言え、先生の仰るような「隙間時間で勉強をする」とか「寝る時間を削って(夜更かしするとか早朝勉強するなど)勉強する」ような、ガッツとか意志の強さとかが自分に無いことも自覚しているようでした。
息子の口からは「帰宅部でない限り、一日3時間なんて勉強できない」と、親の私には半ば開き直ったような言い訳をしていました。
私自身は、高校生の息子に今更「勉強しなさい」と言っても効き目がないことはわかっていたし、部活を一生懸命やっている息子を見るのは嬉しかったので、本人の意思に任せていました。
で、今、彼は高3で、さすがに前よりは勉強していますが、行きたい大学に行けるのか、は、???です。
でも私としては本人の納得度が重要であって、別段、偏差値の高い大学に行って欲しいとも思ってもいません。
たとえ第2希望の大学に決まったとしても、そこから先の人生を悲観することなく有意義にする力や思いが彼にあれば、ぜんぜん良いのではないかと思います。
もちろん本人にはそんな事は言わず、まずは第一志望に合格すべく、今までの分も取り返す努力をして欲しいと思いますが。(その経験だけでも、無いよりはあった方が良いので。)
長くなってしまいましたが、うちの息子の例を出すのは大変恐縮ではあるのですが、思うに、
・ らあさんは、別に何が欠けているとかではなくて、どこにでもいる普通の高校生で、「勉強しなくてはいけないとわかっているけど、できない」といった焦りとか矛盾を感じるのも、正常な危機感である。
・ それなりに楽しく高校生活を送っていて、部活なり友人関係なりに時間を割いていたら、少なくとも1年2年の間は、3時間の勉強時間を確保するのは、物理的になかなか困難。
・ 毎日3時間勉強すること(だけ)が、全体的に見て効率的な勉強方法かは、多少の疑問あり。集中して効率を上げる方法も、あるはず。
・ 「3時間」と言う勉強の長さにこだわるのではなく「隙間時間勉強(お風呂とか通学時間も勉強に活用するなど)」など、勉強の方法とか習慣に目を向けるのも、やらないよりは、やった方が良い。
・ せめて学校にいる時の授業は、集中して聞くようにする。学校での授業の理解ができているのとそうでないのとでは、自宅学習の進捗に天地の差があると思う。
・・・など、思いました。
と言うことで、「何が欠けているのだろう?」と言う答えを探すのではなくて、「3時間は無理でも、先週よりは今週は、数学でちょっと効率的な勉強のしかた、発見した!」とか「英語の1分間Readingを3日続けることができた!」など、自分にできる最善のことをして、前に進むこと(少なくとも後退しないこと)を実行してはどうでしょう?
先生が「3時間」と仰るのは、やはり生徒が大事で、行きたい大学に行って欲しい、好きな学問をどんどん身につけて欲しい、と言う思いがあってのことです。
「いきなり3時間は難しいけど、ちょっとした勉強の工夫があったら教えてください」とお願いすれば、どの教科の先生も相談に乗ってくださると思いますよ。
納得の行く高校生活を送ってくださいね!
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