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リケジョからの質問

獣医

うなぎいぬ
質問日:

2010.05.02

私は小学生のときから獣医になりたいと思っていたのですが、偏差値や倍率がとても高くこんな私が獣医になれるのか不安です。
そこで質問なのですが、今私は偏差値が50くらいの高校に通っている1年生で予備校や塾には行かず通信教育をやっているのですが予備校や塾には行ったほうがいいですか?
また、今からどんな勉強をすれば獣医になれますか?

先輩リケジョからの回答2 回答

リリー
回答日:

2010.05.07

うなぎいぬさん

小学生のときから獣医になりたいと思っていたんですね。
動物が好きなんでしょうか?(^^

>予備校や塾には行ったほうがいいですか?
うなぎいぬさんがおっしゃる通り、獣医学科の偏差値や倍率はとても高いです。
狭き門ですから、予備校や塾に行けるなら、その方が安心できるかもしれません。
ただし、お金がかかることですから、ご家族の方とよく相談して決めるのがいいと思います。

>今からどんな勉強をすれば獣医になれますか?
獣医になるためには、まずは獣医学科に入学することです。
そのために、受験勉強をしっかりがんばってください。
獣医学科のある大学の入試問題を調べて、何を勉強したらいいか検討してください。
国公立と私立があるので、受験科目も大学によって幅があると思います。
獣医になるための専門知識は大学に入ってから十分学べますので、高校生のうちから特別に勉強しておくことはありません。

獣医の道は「一生勉強」です。
受験勉強が終わっても、大学の勉強がたいへんです。
暗記することも受験勉強以上にたくさんあります。
獣医になったら、新しい医療の知識を得るために、自分で勉強を続けます。

受験勉強を自分でしっかりできる人は、獣医に向いているかもしれません(^^
がんばってくださいね!
お礼日時:

2010.05.08

ありがとうございます。がんばります!

うなぎいぬさん、こんにちは。今年から高校生なのですね。GWがあけ、気持ちも新たに通学されていることと思います。私も獣医さんになりたい!と初めて作文に書いたのは小4のときでした。中学・高校とずっと獣医になりたい、と思い続けてきて、獣医学科を卒業しましたので、うなぎいぬさんの希望に燃えつつも不安になってしまうお気持ち、少しわかると思います。

① 予備校や塾へは行くべきか?
回答代わりに、私が高校時代、どうしていたかを書きますね。ご参考になれば幸いです。

私は、先生が受験指導をほとんどしてくれない公立高校へ進学しました。入学後すぐにテニス部に入りましたが、練習がハードで塾に行く余裕はないと聞いていたので、Z会の通信教育(英・数・国)を始めました。高校の部活は想像以上に厳しく、家に帰ったらご飯食べて寝て、朝も5時半におきて朝練、週末は練習試合・・・という毎日で、すぐに添削問題の提出も滞るようになりました。それでも、遅れてもできた順になるべく出すようにする、というスタンスで2年の夏まで続けました(親は、私が締め切りを守らないので毎回怒っていましたが)

高1と高2の夏休み・冬休みは、予備校の夏季・冬季講習を受けました。やはり周りが真剣に取り組んでいるのを肌で感じることもできてよかったし、体験入塾みたいな感じで、高3で本格的に予備校を探す際の参考にもなりました。

部活を優先したかったので、結局高2の終わりまで毎週の通塾はしませんでした。その代わり、高1の秋ごろからは、3ヶ月から半年に1度くらいのペースで、予備校の学年別模試(学力テスト)を受けて、大体自分がどのへんのレベルなのかは把握するようにしていました(成績は乱高下が激しくて、けっこうつらかったです・・・)

具体的な志望校は、高3の1学期に決めました。塾にも高3から通い始めましたが、当時はそれで十分間に合いました。今はAO入試などもあるので、準備はもう少しはやめ(高2の3学期?)くらいがいいのかもしれませんね。高校の先輩達の様子を見ていればそのタイミングもだいたいわかると思いますよ。

② どんな勉強をしたら獣医になれるか?
そんなことは私は高校時代に考えたこともありませんでしたので、うなぎいぬさんの志の高さに敬服しております(^^;)直接的な回答ではありませんが、今振返ってみて、これは獣医学科に進学してから役に立ったな、と感じたことを幾つか挙げます。

・理科の実験は積極的に参加する
獣医にとって、知識と技術は車の両輪です。高校での理科(特に生物と化学)の実験では、生命科学に関わる基本的な操作を学ぶはずですから、原理を理解したうえで操作を身につけておくと、大学での実習でもそれほど苦労しないでしょう。また、観察・実験記録もきちんとつけるように心がけましょう。診療記録はその延長です。
なぜ、どうして、という疑問を持つ姿勢は、診療の際にとても大切です。様々な事実をつなぎ合わせて考え、客観的な結論を導きだす能力(ちょっと漠然としていますが)は理科や数学の勉強を通じて養われていく部分も多いと思います。

・英語の勉強はしっかりと
獣医学科の専門用語は、主に英語です。授業ノートに英語(英単語)が3分の1くらい混ざるのはあたりまえです。先生によっては海外の獣医学の教科書をそのまま使うこともあります。長い病名や症状名では英語の略語も出てきます・・・というわけで、入試にも直結しますし、英語は今からコツコツ頑張ったほうがよいでしょう。

・体力をつける
獣医学科は学年があがるほど体力的にきつくなります。大学にもよりますが、5,6年で牧場実習や臨床実習で泊り込みや徹夜になることもあります。対象が家畜でも伴侶動物でもあまり変わりありません。また、女の子の場合、筋力が弱いとハンディになることがあります。たとえば、大型犬や家畜の保定(採血や検査のときに体を動かないようにおさえておくこと)が少し難しかったりします。保定自体はコツもあるし、一人きりでしなくてもよいので、今から心配するほどではありませんが、運動部で頑張れる程度の体力があれば、いうことありません!

獣医学科、楽しかったです。卒業後の進路も、学問自体も幅広い選択のできる学科です。頑張ってくださいね。
お礼日時:

2010.05.08

ありがとうございます。私もテニス部にはいっています。なので、体力には自信があります!

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