こんにちは！

一般的な就職の視点で比べると、高専は特定の専門分野の実践的なスキルを集中して得るのに対して、大学では、もちろん専門性を高めるわけではありますが、高専の専門性よりも、広く深く、よりジェネラルな知見を求めます。結果、高専卒の方が、会社も仕事も、限られたものになるかと思います。もちろん、その限られた領域が好きであり、それを極める、と言う道も、十分に良いキャリアであると思います。
一方、大学を出ていわゆる一般企業に就職する場合、多くは大学の知識などは直接的には仕事の役に立ちません。
が、企業は、理系採用の場合は、最低限の技術的指向は大学名や学部から判断するとして、加えて、学生の潜在的な人間力を加味して採用をし、そこから育成をして組織形成してゆくわけなので、学生側にとっても、未知数も可能性も広くて高い、と言う事になります。（それだけ人と人との競争も激しい世界ですが。）
個人的には、経済的事情や能力など含めて許される状況なのであれば、大学には是非行っておく事を薦めます。ただ、就職のため、ではなくて、勉強をしたいとか、先生や友人との新しい出会いを得たい、などの純粋な動機が前提ではありますが。

お勧めの国立大学ですが、それぞれどの大学にも個性とか、自分に合う/合わないカラーがあると思うので、一概には言えません。
私はお茶の水女子大学出身なので、この大学について書いてみます。
良い点は、やはり女子大で少人数のコンパクトな大学と言うことで、のびのびしているし、タフで骨太な女子が育ちやすい学校であるように思います。
全体が小さいから、教授との距離や文系学部との距離が近い（文系の友人も作りやすい）点も良かったです。特に文系はそれなりに優秀ですから、文系の友人と話をするのは刺激的で興味深かったです。
マンモス大学のわさわさした雰囲気は敬遠気味だった私には、ちょうど良かったかなと思います。
悪い点と言うか、一般的には「女子大なのに地味」と言うのは、よく言われているところでしょうかね。
でも私も地味なので別にそれで不自由はしませんでしたが。
それに実際は、派手な人、きれいな人、お嬢様、いろいろいましたし。


ぜひ他の大学についても、ホームページを見るとかオープンキャンパスに行くなどして、カラーを感じてみてくださいね。