リケジョからの質問
みんなとの差

リルル
質問日:
2012.01.30
こんにちは。静岡の私立中学校に通う中学1年生です。
もうすぐ、中二になります。っと、その前にも期末テストもあります。
私は、中一になって、定期テストがあったりして、いっつも追試に
なったりして、クラスメートと差がついてしまいます。
いつも、宿題やテスト勉などしっかりしているつもり
なのに、どうしてみんなと差がついてしまうのでしょうか?
やっぱり勉強法がダメなのでしょうか?
教えてください。
もうすぐ、中二になります。っと、その前にも期末テストもあります。
私は、中一になって、定期テストがあったりして、いっつも追試に
なったりして、クラスメートと差がついてしまいます。
いつも、宿題やテスト勉などしっかりしているつもり
なのに、どうしてみんなと差がついてしまうのでしょうか?
やっぱり勉強法がダメなのでしょうか?
教えてください。
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先輩リケジョからの回答1 回答
苺(お茶の水女子大学理学部物理学科卒)
回答日:
2012.02.03
こんにちは!
中学になると、算数が数学になったり国語・理科・社会も科目が細分化してきたりして、「この勉強に興味ある・こっとはそうでもない」とか「こっちの科目が得意・苦手」とか、そして「理系・文系」とかが、徐々にこれまで以上にハッキリして来る段階に突入しますよね。
一方、まだ、「勉強量」と「成績」が比例する余地がある時期でもあります。
ただし、量をこなすベースには、特に数学の場合などは「理解していること」が前提です。
「追試になってしまう」「友達と差が着いてしまう」との事ですが、よくよく見ると「勉強したわりに出来ない」と感じる”度合い”とか”内容”は、科目ごとに違う、と言うことはありませんか。
たとえば、数学に関して「一応、一通り理解をして、宿題や予習復習でも出来ている気になっていたのに点数が出ない(①)」なのか、「宿題や予習復習でも、なんとなくもやもやしていたけど、一応勉強時間は確保した。でもやっぱり、テストを受けても、もやもやしていて上手く解けなかった(②)」なのか。
国語だったら「勉強したわりに、テストの問題は、勉強内容から的外れの問題ばかり出るように感じる(③)」とか「漢字とかは、ばっちり。読解がいつもイマイチ(④)」など。
リルルさんはもともと勉強する習慣がちゃんとあるとのこと、とても良いと思います。
せっかくなので、ちょっと勉強の仕方とか、自分の学力についての受け止め方を変える機会にするのは、どうでしょうか。
上の例だったら、
① できてたつもりが点数が出ない。 → ふだん問題集を解いて不正解だった時に、安易に説明文とか回答解説を見て「ふんふん」と思って終えていないか? → 自力で確実に解けるまで理解と実際に問題を解く力を着けるまで繰り返しにやる必要があります。
② ふだんの「もやもや」は要注意。わからないところは先生に聞くなどして、少しづつで良いので「もやもや」の霧を晴らす必要があります。
③ テスト問題そのものが、どうも「見たことがないような」問題に見える。 → 教科書のレベルに比べて実際に難しい問題を、先生が出しておられるのかも知れません。そこだけに囚われずに、確実に解ける問題を確実に解くような力を、①のような形で着けるのが良いのではと思います。
④ 不得意分野がわかっているのなら、そこの力を上げるように攻めましょう。「国語の読解力」などは一朝一夕で実力が着くわけではないですが、ある程度、紋切型の手法で点数確保できるところもあります。
まずは上の①と②を、チェックしてみてはどうかなと思いました。
追試は、「ちょっとテスト勉強、失敗しちゃったな」「追試のおかげで、わからないままスルーしないから良かった良かった」位に考えましょう。
そのうち、リルルさんの得意の科目、もっと勉強したい科目、が出てきて、積極的に勉強したいものが見つけられると良いですよね。
中学時代はまさにそのための期間でもあります。
まだこれからだから、大丈夫ですよ!
中学になると、算数が数学になったり国語・理科・社会も科目が細分化してきたりして、「この勉強に興味ある・こっとはそうでもない」とか「こっちの科目が得意・苦手」とか、そして「理系・文系」とかが、徐々にこれまで以上にハッキリして来る段階に突入しますよね。
一方、まだ、「勉強量」と「成績」が比例する余地がある時期でもあります。
ただし、量をこなすベースには、特に数学の場合などは「理解していること」が前提です。
「追試になってしまう」「友達と差が着いてしまう」との事ですが、よくよく見ると「勉強したわりに出来ない」と感じる”度合い”とか”内容”は、科目ごとに違う、と言うことはありませんか。
たとえば、数学に関して「一応、一通り理解をして、宿題や予習復習でも出来ている気になっていたのに点数が出ない(①)」なのか、「宿題や予習復習でも、なんとなくもやもやしていたけど、一応勉強時間は確保した。でもやっぱり、テストを受けても、もやもやしていて上手く解けなかった(②)」なのか。
国語だったら「勉強したわりに、テストの問題は、勉強内容から的外れの問題ばかり出るように感じる(③)」とか「漢字とかは、ばっちり。読解がいつもイマイチ(④)」など。
リルルさんはもともと勉強する習慣がちゃんとあるとのこと、とても良いと思います。
せっかくなので、ちょっと勉強の仕方とか、自分の学力についての受け止め方を変える機会にするのは、どうでしょうか。
上の例だったら、
① できてたつもりが点数が出ない。 → ふだん問題集を解いて不正解だった時に、安易に説明文とか回答解説を見て「ふんふん」と思って終えていないか? → 自力で確実に解けるまで理解と実際に問題を解く力を着けるまで繰り返しにやる必要があります。
② ふだんの「もやもや」は要注意。わからないところは先生に聞くなどして、少しづつで良いので「もやもや」の霧を晴らす必要があります。
③ テスト問題そのものが、どうも「見たことがないような」問題に見える。 → 教科書のレベルに比べて実際に難しい問題を、先生が出しておられるのかも知れません。そこだけに囚われずに、確実に解ける問題を確実に解くような力を、①のような形で着けるのが良いのではと思います。
④ 不得意分野がわかっているのなら、そこの力を上げるように攻めましょう。「国語の読解力」などは一朝一夕で実力が着くわけではないですが、ある程度、紋切型の手法で点数確保できるところもあります。
まずは上の①と②を、チェックしてみてはどうかなと思いました。
追試は、「ちょっとテスト勉強、失敗しちゃったな」「追試のおかげで、わからないままスルーしないから良かった良かった」位に考えましょう。
そのうち、リルルさんの得意の科目、もっと勉強したい科目、が出てきて、積極的に勉強したいものが見つけられると良いですよね。
中学時代はまさにそのための期間でもあります。
まだこれからだから、大丈夫ですよ!
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