こんにちは！
私の父が大学病院で放射線技師をしているので、ちょっと聞いた事をご紹介したいと思います。

まず、就職口ですが、どちらかと言えば、薬剤師の方が就職の幅は大きいそうです。最近では院外薬局や、ドラッグストア、コンビニでも薬の販売を行う場合薬剤師を置かなければならないので、就職口は広いそうです。また、自分で薬局を開業する事も出来ますね。あとは、研究する、という道もあります。
しかし、病院で働くという事は難しいそうです。
最近では病棟に一人薬剤師をおくシステムになっていて、薬剤部自体に人は少ないんだとか。病院からの求人はほとんどなくなって来ているそうです。

一方、放射線技師ですが、薬剤師と比べて格段に働く門戸は狭くなります。なぜかと言いますと、放射線技師は病院で働くしかないからです。しかし、最近では女性の放射線技師のニーズは高まっているそうです。女性は取るけれども男性は取らないと言った病院も増えているとか。なぜかと言うと、マンモグラフィーの普及が起因しているそうです。女性を診療する場合女性の放射線技師でないとダメな部分が出て来ているのでしょう。アメリカなどは放射線技師の４分の３が女性だそうですよ。私の父の職場でもいま、女性の放射線技師は２人いるが、本当は５人くらい欲しい、と言っていました（笑）しかし、女性の場合のデメリットとして、放射線技師の仕事は力仕事が多いので、どうしても体力的に劣ってしまう事がある所だそうです。

資格の上下と言う風に考えると、放射線技師よりも薬剤師の方が上になるそうです。病院で働く人にレベルをつけるとすると、勿論医師が一番上、そしてその次ぎにくるのが薬剤師だそうです。そして、第３位にコメディカルの職、つまり、放射線技師、検査技師、理学療法士、看護士などが位置するそうです。

資格を取得できる学校ですが、昔は放射線技師は専門学校が多かったのですが、いまは、４大が多くなったそうです。国公立も私学も最近増えて来ているそうです。学力が許せば、国公立に通う事をお薦めします。もし、私学に通って放射線技師の道を進むと１０００万円くらい学費がかかってしまう事もあるそうです。あとは、県立大学でも放射線技師になる勉強を出来る所はあります。放射線技師になるための大学は代表的なものとして、名古屋大学の技師学校、弘前、北大、東京首都大学、私立だと、日本国際医療大学、帝京大学などだそうです。

薬剤師になるには勿論大学に進学する事になるでしょう。しかし、ここでの違いは、薬剤師になれる大学が国公立よりも私学が多いという事。つまり、国公立の薬学部は倍率がとても高くなる、ということです。

どうでしょうか？なんとなく想像できましたか？更に疑問が増えてしまっていたら、申し訳ない（笑）

あと一つ、最後に大切な事を。薬学部を目指すのであれば、化学がとても好き！である事が大切です。

頑張ってくださいね！