tenisさん、こんにちわ。

私も、全く将来やりたい事など決めずに大学に行きました。
今の学部・学科を決めたのは研究したい対象が決まっていたからです。
一応高校の講義の中にも出てくると思いますが、化学の中に「金属錯体」という物質があるのですが、私はこれに興味が湧いて、研究するなら応用よりも基礎的な研究に憧れて、「理学部」の「化学」にしました。

将来の職業に関しては、今の研究から派生して、人の役に立てる仕事をしたい、と思い、エネルギー関係の研究のできる仕事を選びました。
まだまだ開発段階ですが、ある種の太陽電池にはこの「金属錯体」が用いられています。ただ、これは最初から決めていた訳ではなく、ある程度大学でどっぷり基礎的な研究をし、就職活動する中で選びました。

という訳で、私の場合は会社に入ったあとはエネルギー関係の材料の開発や機能向上などの研究をする事になると思います。
理系の卒業では本当に間口が広いです。
大学とほとんど変わらないような研究職もあれば特許関係の仕事をする理系の中の文系職のようなちょっと違った仕事もあります。

将来興味のある分野に最も近い学科を選ぶのもよし、今一番興味がある学科を選ぶのもよしだと思います。
最後に、上の3つはそれぞれ強みがあり、薬剤師や技師のように学科を卒業しないとなれない職業は別ですが、研究職に限って言えば、恐らくどの学科を卒業しても、製薬企業なり、医療分析機器なり、工学系の企業なりに入れると思いますよ。
まだ時間があると思うので、自分に最も興味があるものを、是非絞ってみて下さいね。

tenisさん、こんにちは。
薬学部在学中のmasamiです。
将来のことってなかなか難しいですよね。
私は高一のときは英語が好きだったので文系に進もうと思っていたのですが、
色々あって理系に進みました。

理系に進み、何がしたいか本当に悩みました。
私の場合は「楽しくお母さんをしながら仕事もバリバリ」という
なんとも欲張りなものでしたが、
生物が好きで、化学も好き、そして薬について興味があるという理由で
薬学部進学を決めました。
薬学部なら資格もとれるし、お医者さんほど忙しくない、という甘い考えもありましたが・・・
３年生に研究室に配属されてからというもの、
朝から夜遅くまで実験をして夏休みも一週間しかない、という日々が今日まで続いています。

検査学科についてはよくわかりませんが、薬学部と化学系学科は研究室配属があるので、それなりの覚悟を持って入ったほうが良いと思います。
もちろん大学や研究室によっても違いますが・・・。

最後に就職先ですが、私が見る限り薬学部出身者の就職先は多岐に渡っています。
実際に私も商社という薬学部出身者にはあまり馴染みのない職に就きますし、
会社で薬や化粧品、食品添加物の研究をする人もいれば、会社で治験（薬として世の中に出る前の最後の試験）に関わっている人、厚生労働省や保健所などで働く人もいますし、薬剤師として働いている人もいます。
また、大学に残って研究を続け教授になる人もいますし、海外で研究する人もいます。その気になればある程度広い選択肢がある学部だと思います。
なんとなくイメージがわきましたか？

他の学部についても、もう一度いろんな大学のホームページを見て
一番興味をそそられる進路を見つけてください。
応援しています♪