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報告レポート

8/1は、採用担当者の本音を聞いちゃおうという会。実際に、大手メーカやIT企業で採用を担当されているお二人をゲストとしてお招きし、お面をかぶって頂いておしゃべりいただくまさに「覆面」人事の会。
本音トーク全開で、参加したリケジョにとってとても実りある会となりました。

「できそうな人」と思わせるために、具体的な表現を

実際に新卒の採用活動は、実績がない人を採用するわけで企業としても難しいところのようです。昔の新卒採用では学歴やフィーリングでできそうな人を採っていましたが、時代も変わり、今の採用基準では「成果が出せそうな人」がポイントに。

だから、採用担当者に「できそう」と思ってもらうことが大事とわかりました。そのためには、学生時代に何をしてきたのか、何をしたいのか、どうやっていくのかを具体的にお話できることが大切だそうです。

具体的なエピソードとしては、「アルバイト」「サークル」をがんばるというのはトップの話題として多いが、某サービス業のアルバイトが1日に3人もいたりするなどすると、あまり特徴として覚えてもらえないそうです。また、いまやるべきことは、自分の経験値を上げておくことも大切なようです。

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「採用において自分らしさ、作らない自分が大事」


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覆面人事パネルトークでは、「リケジョは積極的に採用したい」「同じレベルなら男子を採用する」「エントリーシートとはあまりみていない」「採用は自分の好みで選ぶ」「みためはぶっちゃけ9割くらい」「コネ入社はある?」といったお題に○×でお答えいただきながら、その理由を探っていきました。
リケジョは積極的に採用したいというのは、お二人ともの考えであり、リケジョゆえの仕事の仕方に対して評価が高く、また、マイノリティーであるがゆえに、採用においてかなり有利であるとも。さらに、実は採用の早い時期にチャレンジした方が有利であることも。

実際に枠がどんどんなくなるなど、厳しくなるそうです。人事採用といえども、人がやること、人の好みもでるし、運不運もある。
全くの公平にはなっていないようです。また、うそや覚えてきたことはすぐにばれてしまうので、自分の言葉で自分のやってきたこと、感じたことを素直に語るというのが何よりのようです。
ちなみに、「男性には負けません」というのは、残念なリケジョだそうです。ダイバーシティが進むなか、リケジョであることは個性の一つとしてとらえ、どんな人とも一緒に働けますということが大切です。

最後に参加者に書いてもらった「自分PRポイント」に対するお二人による面接もどきの審査をしてもらいました。
「もっと具体的に書いた方よい」「まずは第一番目に手を上げたことが評価される」などなど、現場で採用に携わってらっしゃるからこそのアドバイスを頂くことができました。
数多くの本音を聞けた今回。参加者の皆さんに大きな気づきを与えた会となったようです。

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【参加者の感想】
・具体的に話す、エントリーシートに書くということが分かりよかったです。
・何人も面接をしていると同じ人に見えてくるという採用担当者側からの意見が聞けてあらためてそうかと気づきました。
・リケジョには覚悟があると言って頂き、エールを送っていただいたようでうれしかったです。
・他の大学のリケジョとお話することもできてよかったです。

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授業・カリキュラム

「会社からリケジョがどんな風にみられてるか?」「企業が求めている人材ってどんな人?」を気にするリケジョは多いと思います。
そこで、企業の人事関係者の方に、リケジョが企業の人事からどう見られているのか覆面(企業名と顔を隠して)で本音トークを展開。
普段聞けないリケジョの評価を聞いて、改めて自分の強みと弱みを考えよう。
【参加予定ゲスト】
・大手メーカー、情報系企業の人事担当者3名
【プログラム】
1)ゲストからのお話「企業が求めるリケジョはこれ!」
2)ワーク「自分の強みと弱みをリストアップして、人に語ってみよう」
【対象】
・理系女子大学生・大学院生
・人事/採用問題にご興味のある方
・理系女性の活躍促進にご興味のある方 等

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実施要項

開講日:2014年8月1日 18:45~19:55 
※すでに終了しました
定 員:50名 ※申し込み先着順
場所:講談社 東京都文京区音羽2-12-21
申込期限:2014年7月31日 23:59