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リケジョからの質問

危機的な状況です(2)

ともさん
質問日:

2012.09.24

先程の者ですが、一つ心配事があります。
勉強は面白くて何時間でもできるのですが、家の事情で学校にいる時間しか勉強させてもらえません。
そのことに関して両親に理解してほしかったのですが、お金もないのに進学すると決めたことや、進路について何度も相談したこと、勉強に熱中したことなどが原因で、両親にうっとうしがられてます。
過去にテストで何度も100点を取った時も、一昨年から今年の1学期までずっと成績がオール5だったことも、一度も褒めてもらえませんでした。自分のための勉強ですが、悲しく虚しかったです。私が頑張れば頑張るほど、両親との溝が深くなっていくように感じます。
こちらの件も、どうすればよいかお教えいただけると、勉強に集中できると思います。
よろしくお願いいたします。

先輩リケジョからの回答2 回答

こんにちは!

親視線で何かしら応援ができないかなと考えて、書いてみますね。

ともさんのご家庭の事情は想像することしかできませんが(勝手に想像してしまって、ごめんなさい)、ご両親は、経済面なり健康面なり仕事面なりで厳しい状況で「成人までもう少し」ってところまで、なんとかともさんを育てたので、「これからの、ともさんの将来」を、おおらかに考える余裕を摩耗してしまっているのかも知れませんね。
ともさんは、そのような苦境に負けず、テストで満点をとりオール5を取ってきた。並大抵のことではなかったでしょうね。すごいです。
せっかくこれまで努力して来て、これからの自分の将来を描き行きたい大学の志望も持っているのなら、もう、やれるだけのこと、やっちゃうしかない!ですね!!

ちょっと、難しく、厳しく聞こえてしまうかも知れないのですが、『親との心理的依存から脱却するには、親を変えようとしても無駄で、自分が変わるしかない』と思います。残念ですが、これはかなり当たっていて、かつ、多くの人が大人に成長する過程で経験していることだと思います。親に対してであったり、兄弟姉妹に対してであったり、配偶者に対してであったり。
また、『親もしょせんは不完全で未熟な人間であって、ダメなところだらけなんだ』と知ることも、親を親ではなく「一人の人」として冷静に見つめるのに有効です。

勉強すればするほどご両親との溝が深くなるようだ、とのことですが、それは、ともさんが今、大人にぐんぐん成長して上昇曲線を描いているのに対して、ご両親は、もはや成長というよりは停滞か成熟の域におられて水平直線を描くだけ。溝に見えるのは、互いの描く線のギャップが、あまりに速く広がっているから、とも言えます。
だから、それでも良いのですよ。つらいかも知れないけど、ともさんには今、それを意識するタイミングが少し早目に来ているのかも知れません。

心の持ちようとしては、
・まだ成人していない以上は、家族での役割をこなすべきところはこなす。
・だけど、自分の将来は自分で決めて自分で掴む。棒に振らない。だから、親がなんと言おうと、「自分のため」に勉強する。
・自分で努力して掴んだものについては、何があっても親や家族のせい、社会のせいにしない。でも、自分で納得して掴んで来たものなら、自分で自分を褒めてあげられますよ!
・「親は親で、これまで大変なことがあったのだろう」くらいの、クールな目で見るようにする。
・でも、人として、思いやりは忘れない。(親に対しても、周囲の人に対しても、そして自分も、かわいがってあげましょう!)

…高校生に要求するのは、ずいぶん早い、厳しいようなことを書いてしまいました…。
でも、負の力を正に変えるエネルギーを、ともさんが持っておられると見込んで、書いてみました。
「全然、わかってもらってない!」と感じさせてしまったら、ごめんなさいね。なんとか応援できればと思ったのですが、なかなか表現しきれません。

ところで、ともさんは、将来どんな形で社会に貢献したいと思っていますか?
具体的な職業でなくても、「生活を良くするモノ作りがしたい」とか「病人や老人の力になりたい」とか「何か教える仕事が向いているかも」とか、考えてみたこと、ありますか?
勉強って確かに自分のためだけど、言い換えると、自分を社会で活かすため、そして、自分と社会の誰かをともにハッピーにするため。そんな風に考えると、堂々と勉強する気持ちにもなれるのではないかなと、ちょっと思いました。誰かに、ありがとうと言われたい。そのために自分を磨く。自分の力で生きて行かなくちゃいけないんだし!
勉強でも経験でも、そう思って、堂々と自分の道を進むので良いのではないかなーって思います。

普通の高校生とはちょっと違う成長・葛藤をたどってきたかも知れないともさんだからこそ、ともさんにしか出来ない社会への貢献、必ずあります。


将来を選べる貴重な年齢です。
夢を持って、がんばってくださいね!

MmM
回答日:

2012.10.02

苺さんがステキな回答をされているので、蛇足ですがともさんの状況がやはり自分に似ていると思うので、親の視点、追加。
親子の関係は一生続くわけですが、おそらく大学進学くらいのお子さんがいる親は心理的に一番しんどいのだと思うのですよ。ちょっと前まで赤ちゃんだったのに、勉強とか受験・独り立ちという荒波に向かっていくなんて、感覚的に怖い。自分のもとから離れていくのも怖い。いろいろと心が揺れるのでしょう。
また、受験生は勉強中心に考えるわけですが、親はもっと広く子供の将来を想像して心配なことがあるとそちらに気持ちが取られてしまうこともあるように思います。きょうだいがいればそれぞれの差が敏感に感じられてまた心配の種になるでしょうし。本来はみんな違ってみんないい、なのでしょうけれどね。

私は独立心が強すぎて、勝手に奨学金を取ってきたりもしたわけですが、実は親は(反対してても)、もっと頼ってほしい、そして、もっと尊敬・感謝してほしい、とも、思っていたようです。バイトに時間を割きたくなかったので奨学金はほんとうに、とってよかったのですが、それにしても、親との関係においてはもう少しよく考えて行動すればよかったな、とも思います。

ともさんは、まだまだ若いから、ひとつひとつ納得のいくように話し合いをしてみて、無理なところも折り合って許して、家族からも応援が得られるようになるといいですよね。
そしてもし応援が得られなくても、なりたい自分になれれば、親には感謝しか残らなくなるから、、、。だからやっぱり、どうにか乗り越えて頑張ってくださいね。
いつか、立派に就職してお礼の温泉旅行でもプレゼントできるといいですね!

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