ボストンツアー2014 現地レポート 【DAY3/DAY4】

  取材レポート2014.04.22

2014年3月25日~4月1日の日程で、“世界を変えるイノベーションに触れる旅”をコンセプトとした「グローバルツアーinボストン」が開催されました。昨年に続いて2回目の実施で、イノベーション・科学技術教育の世界最高峰が集まるボストンで1週間を過ごすツアーです。このツアーに同行してくださいました主催会社のハバタク(株)長井さんから現地の様子が届きました!

ボストンツアー2014 現地レポート 【DAY1/DAY2】はこちら

 

ボストンツアー2014 現地レポート:DAY3

 

day3 08 e1397184300380 ボストンツアー2014 現地レポート 【DAY3/DAY4】

 

昼間はタフツ大学でのプロジェクトの2日目に参加。
だいぶMindstromsの扱いにも慣れてきて、作りたいものをどう作るか、と創意工夫する楽しさが出てきました。
 
そしていよいよ最終課題「子どもたちが楽しめるおもちゃを作ろう!」のスタートです。
 

ここでは「工学デザインプロセス」という、モノづくりをおこなう際のお作法を最初に学びました。
子どもたちが夢中になることってどんなこと?というブレインストーミングをしながら、徐々に具体的なおもちゃのアイデアづくりに移り、実際の組み立ても開始!チームごとに様々な企画に取り組んでいます。詳細は次のレポートをお楽しみに。

 

またタフツ大学で実際に研究をおこなっている女性研究者による“Women in Engineering”というプレゼンも聞くことができました。
プレゼンは英語でしたが、参加者からは「アメリカの理系女子ってどんなイメージ?」「なぜタフツ大学を選んだの?」「どんな高校生だった?」など積極的な質問が飛び交いました。

 

そして夕方には、理系最高峰と名高いMIT(マサチューセッツ工科大学)へ。MITのなかでも先端的な研究の集まるMediaLabの見学に行きました。
 
出迎えてくれたのは「学びの未来」の研究をおこなっているLifelong Kindergartenの所長であるMitchel Resnick教授。
子どもから楽しめる画期的なプログラミングツール”Scratch”の生みの親でもあります。
研究の歴史や現在進行形で動いているプロジェクトのお話などを伺うことができました。

 

ツアーはまだ続きます。
夜にはMITの教室にてアメリカ大学進学カウンセラーの方からレクチャーを受けました。
TOEFLやSATのようなテストもさることながら、履歴書やエッセイの書き方やその準備など、かなり具体的なアドバイスをいただけました。
「日本の女の子にはぜひチャレンジしてほしい。きっと将来が広がるはずよ。そのためにはあなたという人物がどう魅力的なのかを常に考えることが重要なの」という言葉が印象的でした。

 

かなり盛りだくさんな一日でしたが、寒かった天気は回復傾向。明日も楽しみです!

 

 
 
 

ボストンツアー2014 現地レポート:DAY4

 

day4 10 e1397184891904 ボストンツアー2014 現地レポート 【DAY3/DAY4】

 

タフツ大学でのプロジェクトがいよいよ最終日を迎えました。
今日は最終課題である「子どもが夢中になるおもちゃ」のお披露目会です。
Mindstormsを使ったロボット部分だけでなく、ボール紙などの素材を使ってかわいく仕上げているのが印象的でした。

 

どんなおもちゃが出来上がったかというと…
 

・近づく人に反応して逃げまわるカバをゴールに誘導しよう
・懐中電灯の光を当ててカメをストップさせよう
・ダイアルで音の高さが変わる楽器を演奏しよう
・動き回るクルマの上のコップにボールを投げ入れよう
・白い線を追いかけてくるクルマのコースを作ろう
・声で驚いて走りだすクマのお腹を押して止めよう

 
といった多彩なラインナップでした!

 

やがてお父さんお母さんと一緒に子どもたちが会場に到着。
順番にすべてのおもちゃを試してアンケートに答えてもらう形式です。
いよいよ本番とあって参加者も気合が入りました。
 

結果は大成功!何度も遊んでくれる子どもたちの姿に、会場は笑顔に包まれました。

 

終わったあとは3日間の振り返りをおこないました。
「楽しかった!」「子どもがかわいかった」といった感想のほかに「意外と子どもたちに遊び方を理解してもらうのに時間がかかった」「なんでこうなるの?と聞かれたときに仕組みの説明ができなくて…」といった意見も。
 
タフツ大学の先生からは「そうした問題をクリアするために子どもの思考や行動をもっと調べる必要があるし、試して改善する、という工学デザインプロセスを繰り返していくものなんですよ」と、工学の奥深さを少し教えてもらう機会となりました。

 

密度高く過ごした3日間のプロジェクトもおしまい。
先生方や学生さんたちと名残を惜しみながらも、タフツ大学をあとにしました。

 

 


バックナンバー

ボストンツアー2014 現地レポート 【DAY1/DAY2】

 


<