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Q:なぜ遺伝子工学科を選んだのですか?

もともと医療系に行きたいと思っていたのですが、
高校で生物を学んでいくうちに、理工学系も面白そうだなと思ったのです。
特にクローン技術にとても興味がありました。
 
 
近畿大学生物理工学部の遺伝子工学科のことを知ったのは、 高校3年生の秋くらいです。
どこを受験しようかと大学のパンフレットなどを見ていろいろと調べていくうちに、
遺伝子工学科では、遺伝子操作の原理を学んだり、
実際にクローンマウスを作製したりする授業があることを知って、
「私もこういうのをやりたい!」と思いました。
 
 
当時は将来どうなりたいといったことは特に考えず、
とにかく遺伝子工学を学びたいという気持ちで大学を選んでいましたね。
 
 

Q:実際に入学してどうですか?

私は沖縄出身で、大阪には何度か行ったことがありましたが、
和歌山には行ったことがありませんでした。
最初に和歌山キャンパスに来たときは、自然がとても多く、環境の違いにびっくりしましたが、
 
 
フレンドリーな人ばかりなので、
ホームシックになることもなく、
とても楽しく過ごしています。
 
 
下宿先のアパートの大家さんが、野菜や果物をくれたりして、
いいところだなあと、しみじみ感じています。
 
 
私は今、学園祭の実行委員をしているのですが、
先輩がとても親切で、勉強や研究のことを教えてくれたり、
個人的な相談にも気軽に乗ってくれます。
頼りになる先輩たちが近くにいるので、とても心強いですね。
 
 

Q:今はどんなことを学んでいますか?

2年生なので講義が中心です。
クローン技術の原理を学んだり、分子生物学の基礎を勉強したりしています。
3、4年になると実習が多くなるので、 今学んでいることを、
実際にマウスを使って実験できるのがすごく楽しみです。
 
 
ほかの学科の基礎的な授業も履修することもできるので、
物理や医療、農学などさまざまな分野に触れることができます。
 
 
生物以外にも幅広く学べるのは、
とてもいいなと思っています。
 
 
高校のときは、遺伝子工学科に進んだら、
生物系以外は学ぶことができないと思っていましたが、
全然そんなことはありませんでしたね。
 
 
 

Q:将来の目標はありますか?

大学で学んだことがいかせるので、
生殖補助医療に携わりたいと思っています。
具体的には、生殖補助医療胚培養士を目指しています。
 
 
胚培養士というのは、不妊治療などのために
人工授精や顕微授精などの操作を専門的に行う人のことです。
大学での経験を糧にして、
 
 
不妊治療で苦しんでいる人の
助けになれたらと思います。
 
 


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近畿大学(http://www.kindai.ac.jp/
生物理工学部 遺伝子工学科(http://www.waka.kindai.ac.jp/gakubu/02_idenshi.html