2013飛ぶ種バナー
 Evan Long, CC (BY-NC)
 

こんにちは。
ご縁があって講談社の本社講堂で実験教室をやらせてもらうことになりました。
科博SCAの鈴木といいます。
※科博SCAは、国立科学博物館で『サイエンスコミュニケータ養成実践講座』という講座を修了した者の集まりです!
今回はこの実験教室企画レポートをお送りします!
まず、この実験教室を企画するにあたって、
会場である講談社本社講堂をはじめて見せてもらいました。
ここで最初に思ったことは…

…広い…!!!
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ここで実験教室をするなら、身体を動かしながら学べる『ブーメランの不思議』しかない!と思いました!
早速ブーメラン実験教室を実施すべく、ブーメラン博士こと佐々木勝浩先生(国立科学博物館 元・理工学研究部長)にアポを取り、ご自宅まで打ち合わせに。
先生、よろしくお願いします!
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佐々木先生は数々のサイエンスショーでブーメランの体験教室を実施しており、過去にはブーメラン競技の世界大会にも出たことがあるとか…
ご自宅にもたくさんのブーメランコレクションが…
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鈴木(以下、鈴)「先生、ブーメランってお子さんでも簡単に作れるものなんですか?」
佐々木先生(以下、佐)「簡単ですよ。使うのはハサミとホチキスだけです。ほら。」
そう言ってサクサクブーメランを作り、部屋の中で投げて見事キャッチ!(あまりの早技に、写真は追いつきませんでした…)

ポイント1

ブーメランは簡単に作れて、よく飛ぶ!

鈴「でも先生、そんなに簡単に飛ばせたら、すぐ飽きちゃうのでは…」
佐「実は、うまく飛ばすための工夫がしてあるんです。この工夫を知っていると劇的に変化します。うまく戻ってきたり、長い間空中に飛ばすことができたり、参加者にはこの工夫を発見しながら学んでほしいですね。」

ポイント2

工夫を加えると劇的に変化!これがブーメラン工作の醍醐味!

鈴「なるほど、ブーメランって意外に奥が深いんですね!」
佐「そうなんです。ブーメラン競技の世界になると、飛ぶ距離も100メートル以上、滞空時間も数分間になります。」
鈴「そんなに飛ぶんですか!!ぼくはブーメランを甘く見ていました…」
佐「実験教室で作るブーメランでも、改良を加えれば飛ぶ距離や滞空時間を増やすことができます。夏休みの自由研究でも、是非実験してもらいたいテーマですね。」

ポイント3

改良次第でいろんな飛び方を実現可能!

佐々木先生との打ち合わせは4時間(!?)にもおよび、その中で先生のブーメランに対する愛や熱い思いを感じました。
佐々木先生、実験教室でもよろしくお願いします!

 


 

ちなみに、佐々木先生はグラスハープ奏者でもあり、特別にプライベートコンサートまで開いていただきました…!ブラボー!

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次は…グラスハープリサイタルかな?


 

ブーメラン博士・佐々木先生による実験教室
【作って飛ばそう!!ブーメランと飛ぶ種!?】

皆様お誘いあわせの上、ぜひご参加ください!

イベント告知ページ → http://kahaku.sc/?p=106
※おかげさまでご好評により定員に達しましたので、応募を締め切らせていただきました。
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日時: 2013年 7月 14日(日)13:00 ~ 15:00(受付 12:30)
場所: 講談社本社(東京メトロ有楽町線 護国寺駅下車徒歩1分)
参加対象: 小学生(3年生から6年生まで)
※保護者の方の同伴でご参加ください。
定員: 30名(先着順)
参加費: 300円
申し込み方法:イベント告知ページより申し込みフォームをご利用ください。
主催:科博SCA(http://kahaku.sc/
共催:講談社Rikejoプロジェクト(http://www.rikejo.jp/
協賛:ディレクターズパラダイス(http://www.directorsparadise.com/
広報協力:国立科学博物館(http://www.kahaku.go.jp/

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