こんにちは．
私は，お茶の水女子大学の生物学科に通っています．

私がお茶大を選んだのは，女子大だからというわけではなく，自分の興味のある勉強ができることと，都内で通いやすいことと，国立大であること，といった様々な条件で志望校を絞っていったら，お茶大が一番ちょうどいいということがわかったからです．
でも，私も中高が女子校だったので，大学まで女子大なのはどうかな，と思ったこともあります．

ただ，女子大だからつまらない，ということはないです!
「もう終わりだ」とか「つまんない」というのは，つまり「女子大には出会いがない…」ということだと察しました．
私はお茶大内のサークルに所属しているのですが，東大とか，他の大学とのインカレサークルに所属している人もけっこういるので，男子との交流が全くない，ということはありません．お茶大は意外と他大とのインカレサークルが多いのです．実際，入学式当日には，女子大なのに，サークルの勧誘のために，他大学の男子学生がたくさん来ていたことに驚きました!(^^;)バイトをやれば，いろんな人と交流することもできますし，女子大であっても，その中に閉じこめられたままということはありませんから，心配しないでくださいね．

というわけなので，女子高から女子大に行ったからといって，終わりだということはありません!むしろ，女子大にはそれなりに良さがたくさんあると実感しています．

例えば，これはお茶大の良さと言ったほうがいいのかもしれませんが，一つの学科に入る学生の人数が少ないということです．生活科学部も，他の大学に比べれば少人数と言っていいと思います．少人数だと，先生との距離が近く，質問も気軽にできるのがうれしいことです．
あと，大学内の雰囲気が落ち着いていることでしょうか．先日，他大学の友達がお茶大に来たとき，「女子大って落ち着いてていいね!」と言っていました．彼女の通っている大学は，授業中でもキャンパス内ががやがやしていて落ち着きがないとのことです(笑)お茶大の雰囲気がどのような感じかは，実際に来てもらえるとわかると思いますが，私は，お茶大生一人ひとりがマイペースにのびのびと過ごしている大学の雰囲気が気に入っています．女子大だから落ち着いているのかはよくわからないですが，そんな良さもあるかもしれません．
学生食堂とか購買も，女子大だから女子向けのメニューや品物を重視していることもあるのもうれしいです．また，女子大は女性のキャリアについて長けていて，学生が将来のキャリアについて考えるためのサポートがたくさんあるので，自分の将来のことについて考えるには，とても良い環境だと思っています．

いろいろと述べてきましたが，女子大だからといって，志望校からはずす必要はないと思います．まずは，自分が勉強したいことが学べるか，ということや，立地とか，いろんな条件で志望校をいくつか絞って，次には大学へ足を運び，雰囲気とか，もっと詳しいことを知ってみて下さい．私は，お茶大のオープンキャンパスで大学の雰囲気が気に入り，志望校に決めました．ちなみに，お茶大の生活科学部の評判はかなり良いと思います．

参考までにしていただけたらうれしいです．